2024年度山口正栄記念奨学財団交流会を行いました。
2024年6月8日から9日にかけて、2024年度の交流会を執り行いました。本交流会は当財団最後の宿泊型の交流会です。財団解散が徐々に近づいていることをひしひしと感じます。
今回、交流会でもっとも印象的だったことのひとつは、OB・OGが23名も参加くださったことです。みなさんご多忙な中、修了生が日本各地から集まり、交流会の運営にも積極的な姿勢でご協力いただけたことなど、これまでの財団活動が、有機的なつながりやコミュニティを生み出しているのではないかと感じられることを財団関係者一同大変喜ばしく思っております。ご参加を心より感謝しております。
参加したOB・OGの中には、現役生時の交流会は、コロナウィルス感染症による非接触対応のため、リモートもしくは対策を講じた上での短時間での開催だったので、初めて泊まりがけのイベントに参加できて嬉しいとの声もありました。
さてまずは恒例のスピーチコンテストです。今回のお題は「託す」でした。今回の「託す」のお題は、現役学生が日常生活で考えることはあまりないだろうとの理由で、選考委員長から提示されました。90秒でそれぞれ「託す」に関するエピソード等を語ってくださいました。参加者による審査の結果、最優秀賞には桐木峻平さん(室蘭工業大学大学院)、優秀賞には酒井智基さん(北海道大学工学院)が選ばれました。皆さんはどのようなことを「託す」から想起しますでしょうか。
そして今年もOB・OGによるスピーチコンテストも行いました。テーマ発表は交流会1日目の夕方です。こちらのお題は「提案」でした。このお題は、自由に話してください、ということで設定したと選考委員長からコメントがありましたが,財団修了以後の経験を踏まえて、各人の思いが会場を盛り上げてくれました。OB・OGによるコンテストも審査を行い、最優秀賞には堤 拓朗さんが、優秀賞には高橋奈緒さんが選ばれました。
今回の交流会では当財団選考委員からリレー形式の特別講演を行いました。講演テーマは「わからないこと」でした。研究者の性として、わからないことにワクワクする、ということでこのテーマになったとのことでした。財団選考委員のお話を聞く機会がこれまでなかったので、現役奨学生だけではなく、OB・OGにとっても発見があったものに違いありません。ご講演は奥野 拓様(公立はこだて未来大学副学長)、中島 潤様(北海道情報大学教授)、田村康将様(北海道大学助教)からいただきました。
1日目最後はビブリオバトルです。各グループでビブリオバトルを行い、代表者1名を選抜いただきました。そして、2日目に代表者がビブリオバトルを行います。会場内からの質問にも力強く答えます!
審査の結果、最優秀グループ賞はCグループ、優秀グループ賞はAグループがそれぞれ選ばれました。Aグループの酒井さんは昨年度も代表として本を紹介したものの発表後に読みたいとは思わなかったとのコメントを受けていたのが、今年の発表では読みたくなった、とのコメントをもらえるようになったとの喜びを受賞者コメントで述べていた点が印象に残りました。
各グループの代表者と紹介してくれた本、そしてグループの皆様をご紹介いたします。
Aグループ 発表:酒井智基さん お薦めの本:「飛行機事故はなぜなくならないのか」
Bグループ 発表:浅川高志さん お薦めの本:「阪急電車」
Cグループ 発表:野崎絋正さん お薦めの本:「筋トレが最強のソリューションである」
Dグループ 発表:桐木峻平さん お薦めの本:「100の思考実験」
Aグループ
Bグループ
Cグループ
Dグループ
最後は動画コンテストです。今年のお題は「ゑ」でした。この記号に対して自由に発想して動画を作成してもらいます。例年通り、この文字をどう読むか、ということもイメージを固定的にしてしまうことから、読み取りは受け手次第です。みなさまはどのような想像を抱きますでしょうか?動画コンテストは当財団の運営にお力添えいただいております、企業様及びOB・OGからご表彰いただきました。
DMG MORI Digital賞(審査:高田様) Aグループ
J-Tech賞 (審査:山口様 代理 松浦様) Bグループ
OB・OG賞 (審査:OB・OG) Cグループ
クリプトン賞 (審査:伊藤様 代理 中島様) Cグループ
WALC賞 (審査:櫻井様) Dグループ
テクノフェイス賞 (審査:石田様) Dグループ
今回動画コンテストの作品について、交流会の様子を撮影くださっている橋本様にもコメントいただきました。
表彰を終えたのち、嘉数理事長ほかから総評をいただき、交流会は解散となりました。
次回現役学生のみなさまとお会いできるのは10月の秋の交流会、OB・OGのみなさまともお会いできるのは来年3月の修了式及び財団解散式となります。引き続き活発にご活躍されますことを財団関係者一同願っております。
番外編01 交流会の様子をピックアップ!