事務局からのお知らせ

　2010年2月20日土曜日、札幌パークホテルにて修了式が執り行われました。今回卒業されるのは、大学院生2名、大学生3名、専門学校生2名、全員で7名の方々です。大学生の2人は修士へ、他の奨学生はそれぞれ社会へと新しい生活が待っています。

　修了式は、まず当財団の谷津秀久専務理事よりお祝いの言葉がおくられました。「山口正栄記念奨学財団」は返済義務がある奨学金ではありませんが、皆さんには返済義務があると思います。それは社会に貢献することによって返していただきたい。という励ましのお話しでした。そして、一人一人に修了書が渡され、北海道大学大学院を卒業される福田祐司君から奨学生代表挨拶がありました。その後選考委員である嘉数侑昇先生からのお祝いの言葉をいただき、会食では、卒業論文や研究テーマについて先生と奨学生の熱いディスカッションがなされました。

　今回卒業する奨学生のうち何人かは北海道を離れることになりましたが、また北海道に戻ってきたいという思いを述べてくれました。今後の皆様の活躍を心よりお祈りいたしております。