奨学生の声

奨学生の声

2009.12


室蘭工業大学 工学部 応用化学科 3年 板谷 直樹

今年も残りわずかな時期となり、年々速まっていく時の流れに驚いています。特に今年は、振り返ると初めての経験が多く、思い出深い年になりました。前回、今後の進路について大学院の進学を考えていると報告させていただきましたが、現在は就職も考えています。以前は大学院に行かないと研究職関係には就けないと思っていたのですが、調べてみると必ずしもそうではないことがわかりました。それで、自分の希望に合う会社で、今の私を見て採用していただけるところがあれば、就職したいと思います。就活支援サイト等を見てわかったのですが、世の中には自分の思っている以上に様々な企業があることがわかりました。また、それに関連してエントリーシートを出す際は、自分を見つめ直す良い機会になりそうです。

あと、10月からアルバイトを始めました。就活するにしても進学するにしても資金が必要なこともありますが、今になって社会で働くために対話力が不足していると気付いたためです。気付くのが遅いと思いますが、これから改善していきます。アルバイトの内容は深夜帯のコンビニエンスストア業務です。翌日はかなり眠いですが、寒い家でじっとしているよりは楽しいです。最後になりましたが、今年もお世話になりました。来年度の卒業に向けて、精神的にも肉体的にもより精進していきたいと思います。

室蘭工業大学 3年 板谷直樹さんへのコメント

大学院進学だけではなく、就職することも立派な進路選択だと自分は思います。実際に就職活動をすることで自分の想像してなかった発見があることはよくわかります。そして、その中にはもしかしたら自分がやりたかったこと、やってみたかったことなどいろいろなものがあると思います。視野を広げていろんな角度から物事を見ることは良い経験になることと思います。アルバイトをすることも視野を広げることになりますし、その結果自分に不足している面を補うことが出来るのであればそれはとても良いことだと思います。来年度は卒業でなにかとお忙しくなると思いますが是非頑張ってください。

北海道大学 2年 野田航生


公立はこだて未来大学 大学院 システム情報科学研究科 博士(前期課程)
複雑系情報科学領域 1年 福島 健太 (ふくしま けんた)

10月から12月に掛けては,主に自らの研究に力を注ぎました.ピーク時には,毎日担当教官と話し合いをして問題点を見つけ,夜に問題点に対する解決法を考え・研究を行い,次の日の朝に結果をまとめて,それに対する話し合いを昼に行うというサイクルの日々を送っていました.このような日々を送った結果,前回報告時に記載した”研究内容をまとめ,今年度中に学術雑誌に投稿する”という目標については,”学術雑誌”ではなく”国際学会”へ投稿という少々の変更はあったものの,大部分を達成することができました.

現在は,得られた結果に対する数値実験を行い,実験結果に対する幾何学的意味合いについて考察を行い,教官と話し合いをするという状態です.未だ,研究の最終目標を達成するには至っておりませんが,着々と一歩ずつ前進できていることが感じられています.就職活動が本格化する2月までに,現在行っている研究に一区切りを付けたいと考えているため,これに向けてより一層努力したいと考えています.

また,就職活動も徐々に本格化しており,先週に行われた”学内合同企業説明会”に参加をしました.様々な企業の方とお話しすることができ,非常に多くのことを語って頂くことができ,普段の生活では体験できないような多くの貴重な体験をすることができました.自分の考えとして,将来自分の就職活動について考えた際に,後悔だけはしたくないため,悔いが残らぬよう熟考して積極的な行動を心掛けたいと思います.

複雑系情報科学領域 1年 福島健太さんへのコメント

国際学会への投稿お疲れ様です。(この時期での国際学会は、単純にすごいですよね!)研究のほかに就職活動も両立もされているそうで、 同じ大学院1年生として負けられないなという気持ちです。 お互い、満足のいく進路選択、研究ができるといいですね。

北海道大学 修士1年 辻順平


北海道大学工学部環境社会工学科1年 木谷 健人

2009年も12月を向かえ、もう1年が終わります。今年の初めは、受験に向けて勉強に打ち込んでいた自分が、いまでは大学生として新年を迎えることができました。去年の自分からは想像もつかないですね。2009年は大学に入り部活に入り、そしてさまざま面白い人尊敬できる人などいい出会いをし、いろいろ考えることができました。病気をして死にそうな思いをしたり、仲間と騒ぎとても楽しい思いをしたりもう語りつくすことはできません。

最近は、春からやっていたボート部を退部しました。すべてのことに全力で打ち込み、多くのことを学べる部活でした。そして部活ではなく、公認会計士の資格試験にのぞむことにしました。とても難易度の高いものですが、何が何でも資格を取ってやろうと思います。部活をやっているときは日々を生きることに精一杯でしたがこれからは将来を見据えて勉学に励んでいきたいと思います。

また、今年行われた25周年式典を欠席してしまったのですが先日欠席者のための会合を開いていただき参加することができました。財団の歩みのDVDを見、記念誌とピンバッジをいただきました。帰宅後早速スーツにつけてしまいました。久しぶりに奨学生と交流を持ててとても有意義なものでした。

寒くなってきましたが体調管理に気をつけ、学校に資格試験に頑張っていきたいと思います。新年の抱負は自律です。自らを律し、勉強に遊びに全力尽くして最後まで!やっていきたいと思います。温泉にもいきたいですね。本州にも旅行にいきたいです。・・・どうやらやりたいことがいっぱいある新年になりそうです。

北海道大学 1年 木谷健人さんへのコメント

僕も去年の今頃の自分からは想像できない毎日を楽しく過ごしています。今までの一年とは比べ物にならないくらい楽しかったせいか、あっという間に一年が過ぎてしまいました。公認会計士の資格を取るのは難しいと聞いたことがあります。それでも木谷さんの意気込みを観ると大丈夫な気がします。僕も今年は去年できなかったことに挑戦していこうと思います!勉強に対する考え方も今までとは変わらなければいけないのかなと日々過ごして感じています。学校の勉強はもちろんですが、今興味があることにも積極的に勉強していきたいですね。木谷さんと同じように僕もやりたいことがたくさんの一年になりそうです!

北海学園大学 1年 竹口康志より


北海道大学 理学院 自然史科学専攻 科学技術コミュニケーション講座
科学コミュニケーション/科学技術社会論/科学史研究室 修士1年
武田 増満

10月に入り、私は自動車学校に通い始めました。これまで自動車の免許は必要ないだろうと考えてきました。しかし、今後北海道で長く過ごす可能性もあると考え、また取得するなら、修士論文で忙しくなる来年よりは今年のうちの方が良いと考え、決断いたしました。これまで奨学金の残りを貯金していたので、なんとか自動車学校に通う資金を捻出することができました。山口正栄記念奨学財団からの毎月の援助、本当にありがとうございます。雪道での自動車の運転は大変ですが、逆に良い練習になるので、この時期に免許を取れるのは幸いとも言えます。

勉学の方はといえば、修士論文の研究テーマである「触媒化学の研究者 堀内寿郎」の方も、1つの段階を迎えようとしています。(私は科学史を専攻しており、研究対象は1920年代後半~1960年代の電気化学・触媒化学の研究者であられた堀内寿郎さんです。堀内さんは北海道大学で研究を続けられ、また研究職を退いてからは学長も勤められました。)この堀内さんが北海道大学の教授職に就いておられた頃の教え子である、3人の元研究者の方々へのインタビューを兼ねた座談会を開くことになりました。その座談会では私が所属している北海道大学科学技術コミュニケーター要請ユニット(CoSTEP)での映像表現実習も兼ねて、その座談会の様子をカメラで映像として撮影することになりました。この座談会を通して、私の研究対象である堀内さんへの理解が深まり、研究に対してさらなる意欲を持って取り組むことができるようになればと期待しています。

北海道大学 大学院 1年 武田さんへのコメント

「武田さんは科学史を専攻されているのですね。私は工業大学に在籍しているため、周りも自分も研究といえば実験というイメージが強く、武田さんの研究内容には非常に興味を持ちました。私は極超音速機の冷却に関する研究を行っているのですが、触媒の効果を検証する実験も行っています。研究者 堀内寿郎さんについてはまったく知識がなかったのですが、触媒化学の研究者とのことで自分の研究と繋がるところがあるので、時間を見つけて調べてみようかと思います。10月から自動車学校に通われ始めたとのことで、もう免許を取得された頃でしょうか。安全運転で事故のないように気をつけてくださいね。」

室蘭工業大学 大学院 1年 前田大輔より


北海道情報大学大学院 経営情報学研究科メディア制作論プログラム 1年石井拓郎

近況報告ですが、10月3日に旭川で開催された情報処理北海道シンポジウムでは、私自身、満足のいく発表が出来たと思います。また、会場ではほかの奨学生と顔を合わせる機会もあり、互いの研究結果を披露したりするなど、大変有意義な時間を過ごすことができました。次回の学会発表は、来年3月に東京で開催される情報処理学会創立50周年記念全国大会(第72回全国大会)です。現在はその発表に向けた準備を行っております。

発表するテーマは、前回の情報処理シンポジウムで発表したものと同じ「プロジェクト型学習を支援するデジタルポートフォリオ」です。前回は、ポートフォリオに蓄積された作品の得点と、システム利用者同士の信頼度をもとにした作品の推薦方法について発表しました。今回は、作品に付与された評価情報(評点、タグ、コメントなど)から、テキストマイニングの技術を用いて、その作品の作者が得意とする分野や苦手としている分野など、作者の属性をある程度予測する、という内容で発表する予定です。

あと、私はWebサイトをデザインするのが好きなのですが、今回、情報大学のWebデザインコンテストにて、デザイン賞を受賞しました。学内コンテストということで規模は小さいのですが、これを励みにもっと大きなコンテストにも挑戦してみたいです。

北海道情報大学大学院 1年 石井さんへのコメント

あけましておめでとうございます!Webデザインコンテストでの入賞おめでとうございます!そして、3月の情報処理学会創立50周年記念全国大会(第72回全国大会)がんばってください!私も、3月には筑波で金属学会の全国大会で発表します。もし、日程が近ければお互いの研究内容について話してみたいと思っています。また、私たちもいよいよ就職活動が始まりましたね。お互い目標としている企業に入れるようにがんばりましょう!

北海道工業大学大学院 1年 米内山 元


北海道大学 大学院 2年福田祐司

早いもので、最後の奨学金になります。頂いてきたお金は、生活費や勉強のためにはもちろん 先日お話したように、見識を深めたいと思い様々な方向に使わせていただきました。 改めて御礼申し上げます。また今後とも宜しくお願いいたします。

研究においては、11月に国際会議で研究発表を英語でして来ました。また、学術論文の執筆もし、忙しく過ごしてきました。大変でしたが、ただ学会で発表するだけではなく、論文として世の中の学問に形が残すという貴重な体験をさせていただきました。

10月の連休には、三国峠からトムラウシ温泉、厚岸~道東巡り、養老牛温泉と最後の北海道旅行を満喫してきました。早いもので、大学院に進学して早二年、学生生活も終わろうとしています。この6年間でいろいろ経験をしてきました。北海道に就職したかったですが就職先が道外のため、好きで来た北海道を離れるのが残念でなりません。こうして、学問やから私生活に至るまで豊かに生活をさせていただけたことにとても感謝しております。これからは、一社会人として責任を果たし、少しでも世の中のためになるように努力していきたいと思いました。

残り3ヶ月は、修士論文の執筆や、社会人への準備に忙しくなると思いますが、最後の北海道生活ならびに学生生活をエンジョイしたいと思います。

北海道大学の福田さんへのコメント

本当に早いもので今までの学生生活がもう終わりを迎えようとしています。今までの学生生活では様々な事があったと思いますが,これからの社会人生活への礎として大きく繋がっていくことでしょう。先日には国際会議での研究発表という事で大変素晴らしい経験をされたようで,お疲れ様でした。また,学術論文においても執筆されたという事で,確かにこれからも形を残すという意味では大変貴重な事だと思います。私も,これから研究の投稿論文を作成するのでそのように自分の研究結果がこれからの研究において意味のあるものとして残っていくことを考えるとモチベーションも上がってきます。

10月の連休には道東の方を大変満喫されたようで,今年で北海道を離れることを考えると大変貴重な経験になると思います。私も今年で就職のため北海道を離れることになりましたが,昨年1年間は北海道の様々な所を見てきました。長い間住み慣れたこの北海道をついに離れることになるので私としても最後に様々な所に行っておきたいと思い実際に行くことが出来たので大変貴重な経験が出来たと思います。学生生活も残りわずかとなってきましたが,残りの時間も有意義に過ごしていきたいですね。学業の方では,私も修士論文,研究会,投稿論文といろいろありますが,今までやってきたことの集大成として自分で納得のいく結果が得られるよう頑張っていきたいと思います。福田さんの残りの北海道生活ならびに学生生活をエンジョイ出来る事を期待しております。私も残りは悔いのないように過ごしていきたいと思っていますので,お互い自分で納得のいくように頑張りましょう。

北海道大学大学院 2年 田村直己


千歳科学技術大学1年 櫻庭並優生

早いものでもうすぐ一年が終わろうとしています。先日事務局の神家満さんが大学にいらっしゃって、記念式典で使用された山口正栄記念奨学財団についてのDVDを見せてもらったり、色々お話をしたりしました。他の奨学生の様子や同じ大学の奨学生の先輩のお話を聞いて、まだ一年生だからといってゆっくりしていてはだめだなと自覚しました。さっそく企業の環境問題に対しての取り組みについて調べてみたのですが、環境問題自体にも幅広い分野があるため、企業の取り組みもそれぞれで、持続可能な新エネルギーの開発に力を入れている所や、実際にイベント等を通して植林をしている所などがありました。これからもう少し詳しく調べていくつもりです。

今年は親元を離れて大学に入学して色々ありましたが、自分の夢(目標)が始めて評価されたという意味で、奨学生に撰ばれた事は今年一番嬉しかった事だと思います。

千歳科学技術大学 1年 櫻庭並優生さんへのコメント

私もそのミーティングに参加してきました。福田さんの話はとても参考になりましたね。自分の中で一つ誇れるものを見つけて自分のものにすることの大切さをも学びました。本当に1年だからと言ってうかうかしてられませんね。お互い将来の目標に向かって今できることをがんばりましょう。

北海道大学1年 小野泰伴


公立はこだて未来大学大学院
システム情報科学研究科 複雑系情報科学領域 1年 荒木 直央

私は今月(12月)、東京で行われた研究会へ出席・発表してきました。学部生のときにも、小さな学会で発表したことはありました。しかし、そのときは、参加書類や報告原稿などの作成は、指導教員の方にほとんど任せてしまっている状況でした。

今回の研究会では、報告原稿の作成から研究会参加の手続まで、指導教員の助けを借りながらも、全て自分で行いました。夏休み期間中に、これまでの研究をある程度まとめていたため、研究報告原稿に記す内容には問題はありませんでした。しかし、学会指定の原稿書式の確認と、研究内容をその書式に書き直す事に思った以上に手間取ってしましました。しかし、原稿を指定されたページ数に納めるために、研究内容を吟味することにより「研究で一番重要な事は何か」、「その重要な事をと伝えるために必要な結果はどれか」という点について再考し、研究についての理解を深めることができました。

研究会の発表は、緊張と時間配分の誤りのため、あまり納得できるものではありませんでした。それでも、発表の後には、ためになるコメントと質疑を頂くことができました。頂いたそれらの意見を参考に、今後研究を発展させ、次は、納得できる発表を行いたいと思います。

今回の研究会では、自分の発表はあまり上手く行うことが出来ませんでした。しかし、研究会への参加・聴講はとても良い経験となりました。特に、他大学の大学院生の発表を聴いたことにより、自分の研究や発表技術のレベルを痛感することができました。発表技術は大学院生である「今」だけでなく、「今後」社会にでてからも必要となる技術です。そのため、研究発表のためだけでなく、社会にでてからのことも考えて、「考えている」ことを「分かりや好く人に伝える」技術を、身につけたいと思います。

公立はこだて未来大学大学院 1年 荒木 直央さんへのコメント

研究を発表するということは,研究自体と同じくらい重要で大変ですよね.私も特に大学院に進学してから色々な方の発表を聞き,議論するときに人に伝えることの大切さを痛感します.来年度はさらに発表する機会も増えますので,お互い研究,発表に頑張りましょう.

北海道大学大学院 1年 櫻井 努より


機械システム工学専攻 修士課程 材料システム研究室 1年 米内山 元

最近の私の近況報告といたしましては、まず、就職活動がいよいよ本格化してきました。私は将来北海道に帰ってきたいと思っているので、厳しいのですが北海道に支社のある企業を目指して就職活動をしています。自分の目標としては遅くても来年の6月までには内定をもらえるよう努力します!

学業のほうもゼミの4年生の卒業論文のサポートをしつつ、自分も1月21~22日に北大で行われる、金属学会で発表するために日々実験・データ整理と忙しく過ごしております。これからも大学院生として4年生の模範となるよう努力しようと思っております!

北海道工業大学大学院 1年 米内山さんへのコメント

就職活動、お互い頑張りましょう。私は北海道出身というわけではないのですが、こちらに住んで5年、愛着もわいてきて離れたくなくなってきました。このまま就職も北海道で・・・とはいうものの、やはりこのご時世、こだわりすぎるのも難しいですよね。学会発表はもうすぐですね。このコメントを見るころにはすでに発表後になっているかもしれませんが、頑張ってください。

北海道情報大学大学院 1年 石井 拓郎より


千歳科学技術大学 1年鈴木暢瑛

この大学での一年生の授業も年明けの秋学期期末テストを最後に終わろうとしています。今回のテストは冬休みを挟むので、今まで取り組んだ内容を忘れそうになってしまいそうで怖いです…。なので今は忘れないように勉強をしている最中であります。

この一年間は大学生活やアルバイト、また財団の方々との触れ合い等を通して様々な経験をさせてもらいました。来年度も本財団の奨学生として恥ずかしくないように振る舞っていきたいです。

千歳科学技術大学 1年 鈴木さんへのコメント

冬休み明けのテストは辛いですよね。私も目下勉強中です。お互いに頑張りましょう(笑)今年も良い経験ができるようにお互い充実した学校生活を送れるよう振舞えるといいですね(笑)

北海学園大学 1年 吉田洸希より


北海道大学 大学院 1年 大関 優

11月筑波の産総研で開かれた測地学会の発表で, 学生による講演会優秀発表賞を頂きました.発表前夜も遅くまで行っていた発表練習のかいがあったと思います.

学会発表後は, 就職活動に力を入れつつあり学内の会社研究セミナーで様々な企業を見て回っています. その中でも, 特にIT業界は様々な他業界を支えるシステム開発行うことから,非常にやりがいのある業界であるのではないかと注目しています.来年は本州まで出る機会も多くなり, 就職活動も本番になるのでがんばりたいと思っています.

北海道大学 大学院 1年 大関 優さんへのコメント

優秀発表賞の受賞おめでとうございます!発表練習の成果を本番で出せるのは素晴らしいと思います.大関さんの受賞をきいて,私もこれから学会発表の場があると思うので,受賞できるようにしっかりと練習をしていこうと感じました.就職活動も本番となり,将来を見据えていく時期となりました.よい社会人生活を目指してお互いに頑張りましょう!

北見工業大学 大学院 1年 野田坂 佳より


千歳科学技術大学 3年 土屋亜美

先日はありがとうございました。神家満さんにいろいろ話を聞いてもらったり、他の奨学生の話を聞けて、本当によかったです。自分は3年生なのにまだ先を決めてなくて駄目だなと落ち込んで焦っていたけど、これから自分が何をやるべきかがわかってきました。研究課題も大まかには決まりましたが、まだ細かくは決めてないので、この休みにいろいろと調べたり先生や先輩に相談して学校が始まるまでには決めたいと思ってます。後、自分がどのような企業に入りたいのかもいろいろ調べようと思ってます。本当にこのような機会があってすごく為になりました。またあると嬉しいです。お土産にいただいたラスクもおいしくいただきました。ありがとうございました!

千歳科学技術大学 3年 土屋亜美さんへのコメント

今年度も終わりが近づいてきましたね。進路決定に向けて着々と準備していることと思います。自分がどのような企業に入りたいのか、私はまだぼんやりとしか想像できません。といっても来年の今頃には就活が始まります…。きっとあっという間ですよね。土屋さんと同じように私もいろいろな方からお話を聞いたりして、将来像をはっきりしたものにさせたいと思います。インフルエンザが流行っていますが体調には十分気をつけてくださいね!

札幌情報未来専門学校 1年 大友愛


北海学園大学 1年 吉田洸希

もう今年も終わりが近づいてきました。来年には期末試験が待っているので今から準備で大忙しです(笑)今年はバイト、学業と充実した生活を送る事が出来ました。

気持ち良く新年を迎えようと思っていたのですが、このタイミングで風邪を引いてしまいました・・・。早く治るように気をつけて生活しているのですが、かれこれ一週間病んでいます。他の奨学生の皆さんも風邪には気をつけて欲しいです。あ、ちなみにインフルエンザではなかったので一安心です(笑)

新年に向けてやはり年賀状の作成がなかなか苦労しています・・・。去年は忙しくて出す事ができなかったので、今年は頑張って作ろう今はパソコンで作成しています。新しい一年に向けて今から準備に追われています(笑)来年は計画性を持って生活できるよう心がけようと思います。

北海学園大学 1年 吉田洸希さんへのコメント

風邪は良くなったでしょうか?年末に風邪をひかれ、色々と大変だったと思います。私も今年は夏場に体調を崩し、インフルエンザにかかってしまいました…。慣れない大学生活で気がはっていたのかもしれませんね。お互いに来年度は病気などしないように2年生を過ごしたいですね。

千歳科学技術大学 1年 鈴木暢瑛


北見工業大学大学院工学部機械システム工学専攻
知的システム研究室 修士1年 野田坂佳

大学院に進学してだいぶ経ちました.同大学内の他の研究室の友人達も自分の専門分野の知識が高まり,研究について互いに議論することが大変有意義で楽しいものとなってきました.私の研究も進み,形になってきました.来年6月にはロボメック2010が旭川で開催され,参加を希望しています.まだ先のことですが,大きな講演会なので意識しながら研究を進めています.良い発表を行うことを目標にポスターセッションによるプレゼン能力の向上にも努めていきたいと思います.

研究外の勉強となりますが,二足歩行ヒューマノイドロボットに関する勉強をして興味が沸きました.勉強とは関係なく趣味の範囲として,私の研究の物理シミュレーションとニューラルネットワークを利用して神経振動子(CPG)を利用したロボットの歩行のシミュレーションを行っています.

10月に入ってから就職活動が始まり,企業説明会に参加したり会社見学を行うなど本格化してきました.冬休みの期間を利用して自分を見つめ直し自分をアピールできるエントリーシートや面接の構想を考えようと思います.また,北海道内に勤務できる企業を中心にしっかりとした企業研究を行いたいと思います.

北見工業大学 野田坂さん

ポスター発表は口頭よりも時間が長いですが, 色々な方とお話ができるので個人的には好きです. 深い質問が出てくるので事前準備で自分の研究に対してより一層理解を深める大切な機会でもあると思います.私は複数の物事に分けて打ち込むことが得意ではないので, 研究以外の勉強に趣味がありそれに打ち込めるのは羨ましいです.これから就職活動が本格化してきますが, 私は関東圏を中心に活動していきたいと思っています. お互い頑張りましょう!

北海道大学大学院生修士1年の大関優


北海道大学 理学部 物理学科原子核理論研究室 4年 栗原希美

4年間奨学金を頂き、これが最後の近況報告になるかと思います。まず、今まで本当に有り難うございました。これまでお世話になってきたおかげで充実した生活を送る事ができましたが、その集大成と言える予定が2つ決まりましたので、報告致します。

一つ目が、3月に学会に参加し、これまでの研究成果を発表する事になりました。4年生で発表する事は珍しいそうですが、今回私が参加できるのも、奨学金を頂いて学業に専念できたからだと思います。今は学会に向けて準備をしているところです。なかなか思い通りに行かない事もありますが、全力を尽くして臨みたいと思っています。

もう一つは学業に関する事ではないのですが、5月に結婚する事になりました。私は結婚しても研究を続けるつもりなので、大変な事もたくさんあると思いますが、今まで頂いた奨学金から少しずつ貯金してきたお金がこれからの学費や生活費に使われると思います。今まで本当にお世話になりました、有り難うございました。


北海道大学大学院情報科学研究科システム情報科学専攻 システム融合情報学講座
システム統合学研究室 修士課程2年 田村 直己

最近は修士2年という事もあり修士論文の製作が特に力を入れて取り組んでいます。修士論文なので今まで2年間の集大成を全てまとめて1つの論文にしなければならないので これからはほぼ毎日修士論文の製作に取りかかっているような状況です。

また,修士論文だけではなく学会関係や学会誌の投稿論文等の論文もまとめて提出する作業も同時進行的に進めているような状況です。学校の研究的にはこの様な状況で最後に全てまとめるような現状です。就職関係としまして,来年の内定先企業の内定者を交えた忘年会が先日開催されました。この忘年会では来年から同じ企業で働くであろう同期の内定者の面々と一緒に語ることが出来たので非常に有意義なものとなりました。また,就職活動以来久しぶりに社員の方々とお会いすることが出来たので非常に楽しい会合となりました。ちなみにこの忘年会ではまだ内定者ながら,私が幹事を任されることになり実際の忘年会でもこれから社会に出るにあたり,自分のためになって非常に良い経験をする事ができました。最近の近況というか出来事としてはこの様な事がありました。

これから冬も本格的に冷え込んできてますます寒くなる季節ですが研究の方もここが頑張り時だと思い,風邪等ひかずに健康には気をつけて身体を大切にしながら頑張っていきたいと思います。

今年ももう残りわずかとなって参りましたが,改めまして今年1年ありがとうございました。来年は就職ですので,もう来年もあまりありませんが残り少ない期間ではありますが来年も宜しくお願い致します。

北海道大学 修士2年 田村さんへのコメント

論文の執筆お疲れ様です。修士論文や学術論文のまとめに日々大忙しのことと思います。私も論文の査読が返ってきますし、2月の発表まで時間が無いのでまとめに大変です。そうこうしているうちに、早いものでもうすぐお互い卒業ですね。あらためて就職おめでとうございます。忘年会では内定先の同期と親交を深められたようで何よりです。卒業旅行には行かれるのでしょうか。学生時代の同期とも思い出を作って社会に出られたら最高ですね。お互い体に気をつけて、まずは無事に卒業しましょう。そして奨学生同期、社会人同期として頑張っていきましょう。

北海道大学 大学院情報科学研究科 修士2年 福田祐司より

北海道大学大学院 2年 田村 直己さんへ

修士論文の作成に大変多忙とは思いますが健康面においても気をつけてがんばって下さい。また内定者懇親会にて幹事をされ, すでに社会に向けて一歩踏み出そうとしている田村さんの今後のより一層の御活躍を祈っております。お互いに就職と進学という節目の年ですが今後も環境の変化などに負けずがんばっていきましょう。

公立はこだて大学 4年 山崎 亮一より


北海道大学工学部情報エレクトロニクス計1年 小野泰伴です。

もう12月も終わり、2010年を迎えようとしています。そんななか10月から12月の期間では、心に大きく残ったものがありましたので書かせていただきます。

11月、私が所属しているラクロス部の4年生の引退というものがありました。中学、高校と先輩の引退というものを経験してきましたが大学のものは今までにもまして重く、心に響くものがありました。先輩方のラクロスプレイヤーとしての最後の姿には、4年間、プレイヤーとして全力でプレーし続け、さらには、運営面においてラクロスという日本ではまだまだ発展途上のスポーツを多くの知ってもらおうと努力をし続けたという自身と誇りで満ち溢れた姿がありました。

そしてそんな先輩の言葉の中にこのようなものがありました。

『自分の武器を作れ!』

これはもちろんラクロスをこれからやって行く上でという意味もありますが、すべてのことに言えることのように思え、将来何をすべきか考えていた自分の心に強く残りました。自分はどんな武器を持って社会でやっていきたいのか、そんな風に考えると少し先のことに現実味を持つことが出来ました。

1年ではしっかり勉強し成績をとり、2年で自分のやりたい分野にきっちり分属し、3年、4年で専門的な知識を会得し、大学院でそれを武器にまで昇華する。さらっとこんな過程を書いてしまいましたが、多くの苦しいことがあるのは間違いありません。これを乗り越えられるような人間になる為に、今出来ることとして、当たり前のことだけど勉強をすること、そして部活を全力でやって先輩のように胸を張れるようになること、この二つのことを新年の目標にして頑張っていきたいと思います。

あともうひとつ、最近、塾講師のバイトを始めました。お金を稼ぐ目的ももちろんですが、人と多くかかわる職業であることを生かして自分の持っているものを発信できる力をつけられるようにと思っています。

北海道大学 1年 小野泰伴さんへのコメント

何かを自分の武器と言えるものにする事は、なんだかたやすい事では無いように思えます。大人でも胸を張って自分の武器が何なのかを答えられる人はなかなかいないのではないでしょうか。けれどだからこそ、自分の武器を持って胸を張れる人間になりたいと私も思います。尊敬できる先輩がいて羨ましいです。講師のアルバイトは同時に自分の勉強にもなりますし、人とも関わるので沢山の事を得る事が出来そうですね。因みに教えている対象は高校生ですか?今度是非バイトのお話も近況報告して下さいね。それでは、お互いにこれからも勉強等頑張りましょう。

千歳科学技術大学 一年 櫻庭並優生


北海道大学大学院 工学研究科人間機械システムデザイン専攻 スマートメカニズム研究室 修士課程1年 櫻井 努

現在,自分の研究テーマのエネルギーハーべスティングという分野について研究しておりますが,内容としましては,構造物の共振状態から圧電素子というデバイスを用いて発電し,蓄電するというものです.研究室においてこのテーマというのも初めてでして,あまりデータや参考文献も少ない中いろいろと学ぶことができた半年間でした.特にこの秋から冬にかけて,蓄電回路と実験方法がある程度十分に形になったので,来年の修士論文までの先が少し見えてきた頃です.これからは構造の振動について深く検討していきたいと思います.具体的にはコンピュータによるシュミレーションで,構造のどの部分がよりよく歪み電圧を発生するか,ということを体系的に示すことをこれからやってみようと思っております.

また,少しずつではありますが,就職活動もしております.なかなか研究との両立は難しいですが,おかげさまで体を壊さずに一年を終えることができました.ありがとうございます.来年も学業に励みたいと思いますので,何卒よろしくお願いします.

北海道大学大学院 1年 櫻井努さんへのコメント

こんにちは。公立はこだて未来大学大学院の荒木直央と申します。半年間の関連研究などの理解を経て、研究が形になってきたとの事ですが、まずは、おめでとうございます。櫻井さんの地道な努力の結果ですね。以前に、ある教授の方から「研究は、目的と方法が決まれば8割は完成である」と伺ったことがあります。このことから、修士論文までの先が見えてきた櫻井さんの研究は、確実に完成へと近付いていることが伺えます。これから本格的に実験などが始まり、研究が忙しくなると思います。それによって、就職活動との両立もさらに難しくなると思いますが、どちらも大切な事なので、悔いの残らないように頑張って下さい。

公立はこだて未来大学大学院 1年 荒木直央より


公立はこだて未来大学 情報アーキテクチャ学科 知能システムコース 4年 山崎 亮一

早いもので今年も残りわずかとなり、同時に最後の奨学金となりました。今までご支援いただいた山口正栄奨学財団の役員や寄付者の方々に改めて御礼を申し上げたく存じます。今年は卒業研究に1年を費やしました、教授や研究室の先輩方に数々の助言などをいただいてとても充実した卒業研究ができたと思っております。最終発表が2月ということもあり現在も論文作成に取り組んでいる最中ですが、論文作成と平行して私が提案した仮説が妥当なものかどうかを実験し評価しております。大学院進学が決まっていることもあり現在行っている研究を発展させたもの、もしくは今まで行った研究中に思いついたアイデアなどを用いてさらに深く研究をしていくためにも現在行っている研究で一定の結果を出すために努力しております。具体的な説明は割愛させていただきますが、私の研究は情報の「信頼性」というものを向上させる試みであるため信頼性をどのように定義するかなど評価が難しいものであると考えています。最終発表まで残りわずかですが少しでもよい結果を残せるよう気を引き締めて研究に取り組みたいと思っています。

公立はこだて未来大学 4年 山崎 亮一さんへのコメント

卒業研究、論文の進捗はいかがでしょうか。情報の信頼性を向上させるとのことですが、何をもって信頼性というのか、これを定義するのは難しいですね。しかし、信頼性を向上させることで様々なことに影響を与えるでしょう。特に近年は情報をインターネットから収集する機会が増加しましたが、その情報が信頼できるものなのかはわかりません。山崎さんの研究が完成すれば、これらの情報の信頼性も向上し、より快適になるでしょうね。
私は今年で学生生活は最後となります。今年からは社会人ということですね。社会人になっても財団への感謝を忘れず、社会のために頑張っていきたいと思っております。山崎さんは大学院に進学するとのこと。いつかは社会に大きな影響を与える研究も完成させられるでしょう。立場は変わってしまいますが、これからもお互い頑張っていきましょう。

公立はこだて未来大学 4年 宍戸 康弘

公立はこだて未来大学 4年 山崎 亮一さんへのコメント

情報の信頼性、非常に大事なことだと思います。私は最近どの情報を信じて、どれが間違いなのかということで家族で議論したことがあります。私はテレビが必ずしも頭から信じていいか、というとそうではないのではないかと考えました。テレビの番組ですら、情報は選んで放送しています。中には間違った、あるいはあやふやなものも含まれているでしょう。テレビに考え方を左右されていては、真に自分の考えを持つことは難しいと思いました。話が逸れましたが、素晴らしい卒業研究だと思います。是非実用化されることを祈っています!

北海道大学工学部環境社会工学科 1年 木谷健人


北海学園大学 1年 竹口康志

だいぶ大学生活に慣れてきたこともあって後期は毎日楽しく過ごすことができました。授業は前期よりも難しくなった科目もありますが、友達と協力して乗り切ってきました。

12月の頭に、大学の友達が演劇サークルに入っているので初舞台を友達4人と見てきました。舞台に行く前にビリヤードをして遊んだせいもあって、舞台を観る頃にはくたくたになってしまいました。正直途中で寝てしまうかもしれないとみんな思っていました。しかし、始まってしまうとそんなことはなく夢中になってみてました。物語はよくある戦争ものだったのですが友達が演じているのもあってか、すごく考えさせられました。よくいう命の大切さを改めて感じました。

冬休みがあけたらすぐにテストが始まってしまいますが、友達と一日一日を大切に過ごしていきたいと思います!!

北海学園大学 1年 竹口さん へのコメント

よい友達がたくさんいるみたいでいいですね!大学生活は友達や先輩など人間関係がものをいう・・ような気がします。テスト勉強や休日に遊びに行ったり、大学の友が生涯の友になることは多いとおもいます。人間関係を大切にしていきましょう!演劇や舞台、またコンサート、定演などはとても心に響くものですね。私自身も好きなのでよくピアノを聴きに行ったりするのですが、感動させられることがほとんどです。芸術にも触れて、多くの趣味を持っていきたいですね。

北海道大学 1年 木谷健人


札幌情報未来専門学校 3年 三浦 孝行

早いもので、3年間の学生生活が終わりに近づいてきました。奨学金を頂くことができ、生活や勉学、就職活動などの面で非常に助けになりました。現在学校では卒業制作を行っています。半年で行う制作ですが、設計の段階からなかなかてこずりました。実際のプロジェクトではこの何倍も大変だと思うので、改めてまだまだ経験が足りないと感じました。計画したとおりには事は進まないもので、スケジュール管理にも気を配りました。

今回は数人のチームだったのですが、これももっと大人数だった場合を考えると…難しいです。色々と大変ですが、学生生活の集大成となるような、悔いの残らないものを全力で作りたいと思います。札幌で過ごすのも残り数ヶ月なので、勉学に励みつつ、最後の学生生活を楽しみたいです。

札幌情報未来専門学校 3年 三浦孝行さんへのコメント

卒業制作お疲れ様です。学生生活の集大成の課題ともなれば、やはり苦労が多いものなのですね。卒業制作が始まったのは10月だそうですが、四ヶ月目の今はちょうど折り返し地点で、これから先、完成までの見通しも立ってきた頃ではないでしょうか。チームの皆さんと一緒に頑張って下さい。より良い作品が出来るようにお祈りしています。

札幌情報未来専門学校 1年 中嶋絵里より


公立はこだて未来大学システム情報科学部1年 原和樹です

あけましておめでとうございます。昨年は本当にお世話になりました。今年もぜひよろしくお願いいたします。こちらは冬休みにはいり年末ということもあって、まわりの人たちは実家に帰っているようです。私の実家は苫小牧にあるのですが、地元には帰らないで函館で年を越すことになりそうです。なぜかといいますと、冬休み明けの試験に向けて勉強しようと思ったからです。しかし、年末になるとやはりつい怠けがでてしまいますね。なかなかはかどらないうえに生活リズムも崩れつつあります。とても短い冬休みなので、有意義に過ごさなくてはいけないと思うのですが、思えば思うほど空回りしてしまいます。誰かに喝をいれてほしいと思うのですが、一人暮らしだとそれがいないんですよね。ここで自制心を働かせることができるのがきっと「大人」なんでしょうね。そういえば未来大生の1年生は2年生に進級するにあたって、コース選択が待ち構えています。成績順に希望コースに配属されるのですが、今の私のような状態では希望コースに配属されるわけありませんよね。希望コースへいくために、また「大人」への第一歩として、残りの冬休みを大学生らしく過ごしていきたいと思います。

公立はこだて未来大学システム情報科学部1年 原和樹さんへのコメント

あけましておめでとうございます。お正月も実家に帰らず勉学を優先させる心意気が素晴らしいです。ただ、冬は体が怠けがちで、やる気がなかなか出てきませんよね。大学の勉強は大変そうですが、今は自分自身に喝を入れ希望のコースに入れるように勉強を頑張ってください。

札幌情報未来専門学校 2年 牧 ひとみ より


室蘭工業大学大学院 1年前田大輔

新年も目前に迫り、室蘭もすっかり雪景色になりました。予想以上に多かった大学院の授業もだいぶ少なくなり、研究に本腰を入れて取り組み始めています。私は極超音速機の冷却に関する研究を行っていますが、現在実験室のみで行っている実験も、年明けからは実験場でより大規模に行っていく予定になっています。

私は選択科目で経営に関する授業も多数履修しているのですが、後期はグループでビジネスモデルを作成するということも行いました。これは実際にベンチャー企業を立ち上げることをシュミレーションして起業から販売までを計画し発表するというもので、いままで授業で学んできた経営に関する知識を再確認することにつながったと共に、会社の仕組みを知るという意味でもとても役に立ったと感じています。また、大学院にいて専門教科を受講するだけではなかなかできない他学科の友人もたくさんできました。

来年はTOEICにも挑戦していこうと考えています。大学院生にとって研究が最も大切なのはもちろんですが、卒業までの限られた時間でできるだけ多くの知識・経験をできるように2010年もがんばっていこうと考えています。」

室蘭工業大学大学院 1年 前田大輔さんへのコメント

前田さん、こんにちわ。北海道大学の武田と言います。お互い修士1年生ということで、前期に授業に追われていた点では、私も同様でした。ただ、私の場合は後期も授業等に追われておりますが・・・。とはいえ、前田さんと同様、いろいろなことを経験できたという意味では、忙しかったですが有意義ではありました。前田さんも有意義なときを過ごされているそうでなによりです。ビジネスの勉強もどうか続けていってください。簡単ではありますが、コメントとさせていただきます。それでは。

北海道大学 修士1年 武田増満


小樽商科大学 1年 佐藤隆太

10月から後期が始まり、12月23日に冬休みに入りました。この3ヶ月で自分がしたことというとサークルを立ち上げたことです。以前からバスケットボールのサークルに所属していたのですが、バドミントンもやりたいと思い、バドミントン部はあるのですがバドミントンサークルはなかったので立ち上げました。人数が集まらなかったりと活動できたりできなかったりしている状況なので、冬休み明けからは様々な工夫を凝らしていき、少しでも大きなサークルにできたらと思います。

2月には後期の定期考査があります。一夜漬けの勉強ではなく、計画的に勉強して試験に臨みたいと思います。また、3月になると学科所属について考える時期になります。私はもう行きたい学科は決めていますが、その先のことも考えて行動していこうと思います。講義は1月12日から再開となります。冬になって朝起きるのが大変ではありますが、天候が悪いと交通機関が乱れて遅れる恐れがあるので、とても朝は苦手ですが頑張っていこうと思います。

小樽商科大学 1年 佐藤さんへのコメント

自分がやりたいことができるサークルがないから、作ったという行動力はすごいですね。そのサークルの活動にはまだまだ改善の余地があるようですが、サークルの拡大に向けて頑張ってください。この話を聞いて私は、何事もまず始めてみることが大事なんだなと再認識させられました。当然のことなのですが、過剰な心配症のため実践できていないので見習わせていただかなければいけないなと思いました。最後に、大学徒歩圏内の私が言うのもなんですが朝に弱いもの同士、早起き頑張りましょう。

北海道大学 2年 菊池久里馬より


札幌情報未来専門学校 3年 牧 ひとみ

近況ですが、10月から卒業制作を作成しています。3Dのオンラインゲームを作っているのですが、うまく作り上げることができず行き詰まっています。冬休みもプログラムを作るために学校へ通っている状態です。

また、入社前研修も始まりました。今まで学校で習ってきたことをもう一度復習し、社会人としてのマナーを勉強しています。2010年は努力の年にしたいです。仕事だけでなく生活に対しても色々と学ぶ年になるので、一つ一つ努力を重ねて覚えていこうと考えています。来年も何卒よろしくお願いいたします。

情報未来専門学校 3年 牧ひとみさんへのコメント

先々月ぐらいにオンラインゲームというものを始めてみました。国籍を問わず見ず知らずの人と気軽に交流が楽しめるのはオンラインゲームの魅力ではないかと感じました。それを3Dで作っていらっしゃるなんて、私には想像できない世界です。私はまだ1年ですが、来年からはプログラミングをしっかりと学んでいこうと思っています。そうしたら3Dのオンラインゲームについても少しはわかるようになるのでしょうか。そしてもう3年生にもなると、就職についても忙しくなってくるんですね。この不景気な世の中に負けず就職が良い形で決まるといいですね。お忙しいとは思いますが、これから寒さもより一段と厳しくなるので、体調管理には気をつけてくださいね。

はこだて未来大学 1年 原和樹より


公立はこだて未来大学 システム情報科学部4年宍戸康弘

現在は卒業研究一筋で頑張っております。私は観光に特化したシステムを制作しております。ユーザが気に入ったタグを選択することで、ユーザの目的地周辺にある嗜好にあったスポットの情報を提供するというものです。

システムには経路探索システムも用いているのですが、従来の経路探索システムは目的地名を知っていることが前提となっております。しかし、観光は自分のあまり知らない地へ行くこともあり、その地域の詳細はわからないことが多いです。そのため、観光スポットの周辺にある場所の情報を推薦することで、ユーザの計画に支障をきたすことなく観光計画立案の支援を行えます。今後、冬休みが終わり次第システムを使用して評価実験を行いたいと思っております。

また、現在はこのシステムの制作と並行して、論文の制作を行っております。普段制作するレポートなどとは異なり、量が多いため少々悪戦苦闘してはおりますが、満足できるものを完成させるため尽力したいと思います。


情報未来専門学校 1年 中嶋絵里

先の報告にて目標と掲げていました基本情報技術者試験に無事合格いたしました。名前の通り、ITの世界で働いてゆくための基本となる資格です。これが取得できたことにより、数ヵ月後から始まる就職活動への自信が付きましたし、資格それ自体も武器にして就職戦争を戦ってゆく事が出来ます。これも学業に専念できるようご支援頂けたお陰と存じます。この場にて厚く御礼申し上げます。

これよりは、次の目標である就職のための準備を進めてゆきます。財団の名に恥じぬ仕事をするために、新しい知識・技術の吸収も怠らないつもりです。今年は私を奨学生に選んで頂き、また財団の記念式典にも招待下さいまして、本当にありがとうございました。来年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

札幌情報未来専門学校 1年 中嶋絵里さんへのコメント

基本情報技術者試験の合格、おめでとうございます。就職活動までの期間が短い2年コースの方にとって心強い資格だと思います。現在就職活動が非常に厳しい状況ではありますが、貴重な新卒カードで悔いの残らない結果を出せるよう全力を尽くし頑張って下さい。

札幌情報未来専門学校 3年 三浦孝行より


北海道大学理学部物理学科2年次 野田航生

2009年の12月も終わる、ホントの年末は、いろいろと忙しく、大変なこともありました。ですがこの時期になると今年1年があっという間だったと、毎年思っている気がします。それと同時に来年も頑張ろうという気持ちにもなります。2000年代という10年が終わり、少しだけ気持ちを切り替えるために髪を切りついでに眼鏡を変えてみました。大した変化ではないですが、目に見える形にしてみることでまた違う新しい気持ちで1日1日が感じられているような気がします。いつもと同じような風景でも見かたをかえることでまた新たな発見があると思いました。

これは日常生活だけでなく、さまざまなことにいえることだと思います。ある1つの目標を達成させる為の方法はひとつだけではなく、さまざまな方法があると思います。それがたとえ単純な数式1本とく為であったとしてもです。そのためには、まずその問題を達成させる力をつけることもさることながら、個人的にはいろんな人とのふれあいをしてみたいとも思っています。それは、いろんな人と出会い、自分とは異なる発想にふれ、また違った方法を学ぶことが出来ると思うからです。単純な数式こそその力を発揮しずらいかもしれませんが、アプローチ方法が多々ある問題であるほど自分ひとりの力だけではなく他の人の力が大きくなると思います。そして、何よりたくさんの人と知りあうことは楽しいことだと思います。2010年も頑張っていきたいと思います。

北海道大学 2年 野田 船生さんへのコメント

やはり1年が過ぎるのは早いですよね。私事になりますが、今年は初めての経験が多く、とても早く1年が過ぎたように感じたのですが、野田さんは毎年感じておられるようなので、日々、時間を有意義に使っているのだと存じ上げます。 アプローチのお話しは共感します。余裕がある時は美しいと思う方法を試みますが、普段はついつい楽な方法ばかりをとってしまいます。特に研究職を希望している私には、様々な面からのアプローチが重要であると思われますが、研究・日常生活にかかわらずその点に気付き、実践しようとしている野田さんの姿勢は大変素晴らしいものだと思います。今後も物理学科での授業や人とのかかわりの中で学んでいって下さい。応援してます。

室蘭工業大学 3年 板谷 直樹


北海道大学 2年 菊地久里馬

先日、講義の一貫で金属加工機械などを扱う牧野製作所の方のお話を伺う機会がありました。そのお話の中で、その方が関わったプロジェクトでは10年近く先の需要を予測して、製品を開発していたというものがありました。このお話を聞いて、私も現在の状況を知るだけでなく、そこからどういった状況になりうるかを予測できる能力を身につけなければならないなと思いました。そのためにも、新聞などで現在の情報を知ることだけに満足せず、その情報からこの先どうなるか自分なりに予測することを日頃から実践していきたいと思います。

北海道大学 2年 菊地さんへのコメント

講義でそのようなためになるお話を聞くことができてうらやましく思います。先のことを考えるのは大切なことだと思いますが、少し自分には難しそうです。自分も日頃から意識して何かに取り組みたいです。

小樽商科大学 1年 佐藤隆太より


情報未来専門学校 ITSE学科1年 大友愛

近況報告をさせていただきます。自分では力を出し切ったつもりでしたが、10月にあった国家試験(応用情報技術者)には残念ながら合格することができませんでした。そしてまだまだ実力が足りないことを実感させられました…。ですが、1度経験したおかげで問題の解き方や勉強の仕方は掴めたつもりです。

次回の試験は4月です。冬休みも先生が集中的に講習を行ってくれるようなので、お正月だからと気を緩めず、体調管理も気をつけながら少しずつでも勉強を進めていきます。2010年もよろしくお願い致します。


室蘭工業大学機械システム工学科2年 山本喜浩

10月からの後期の授業では、機械部品の製図を行っています。学期の前半は3DCADを用いて部品を立体で表し、それを2Dの図面に変換するというものでした。後半は部品の寸法を測り、手書きでスケッチしたものを方眼紙に書き起こしていくことになります。細かい作業が多く中々大変ではありますが、完成を目指して地道に作業をしていこうと思います。

11月下旬には授業の一環で一泊二日で工場の見学に行きました。そこでは、製造工程や工作機械を間近で見ることができ、中には実習で扱った工作機械の本格的なものもありました。実際に使われている所が見られて為になりました。また、同じ大学の卒業生の方からのアドバイスや体験談等も聞くことが出来ました。実際の現場の雰囲気に触れることができ、大変貴重な経験をしたと思っています。

室蘭工業大学 2年 山本さんへのコメント

機械部品の製図や工場見学等、徐々に自分の将来に直接関わる専門的な授業が増えてきたようですね。大変なこともあるでしょうが、自分が興味を持てるものがたくさんあるのではないかと思います。そういった興味を大切にして、今受けている授業を将来につなげていってください。また、実習等が増え、今までよりも忙しくなるかもしれませんが、適度に休んで、楽しみながら多くのことを学んでください。

北海道大学 4年 栗原希美


北海道大学大学院 情報科学研究科 複合情報学専攻 調和系工学研究室 (修士課程1年)辻 順平

今期は学外での研究発表の機会に恵まれました。一月に一回は原稿の期限というスケジュールで、少々慌しかった印象でしたが、研究成果を評価いただけたこともあり、大変充実していたように思います。

旭川の支部会で嘉数侑昇先生から、「(受賞のため壇上に上がった際に)そんな程度で緊張してたら大物になれないぞ」と 声をかけていただいたことがとても印象に残っています。嘉数先生のお言葉もあって、後の発表では幾分緊張が解けたように思います。

さて、学部から修士課程までの6年間の学生生活も気づけば残り1年となりました。充実間も相まって、時が経つのが速く感じます。とくにこれまでは、慌しかったこともあって、研究の方向性、全体像について、落ち着いて考える時間が少なかったように思います。次期は腰を据えて、これらについて考えていけたらと思います。

北海道大学大学院 修士課程1年 辻 順平さんへのコメント

報告を読ませて頂いて,一月に一回は原稿の期限というスケジュールは,非常に大変だと感じる一方,非常に羨ましいとも感じました.私が現在大学院で行っている研究は,学部4年次に行った卒業研究と同じ分野内ではありますが,根本的に異なる研究です.従って,未だ学外の研究発表を行っておらず,早くその機会に恵まれるように努力を行っている状況です.よって,辻さんのその厳しいながら非常に充実しているスケジュールが羨ましく思えます.また,学外で研究成果を評価して頂けることは,自分の研究における強みや弱みなど様々な客観的視点から見た,貴重である情報を得ることができる機会であり,非常に有意義な事柄だと感じ,これも羨ましいと感じました.今回の辻さんの報告や他の奨学生の皆さんの報告を読む事で,私自身,研究に対する意欲が俄然わきました.奨学生の皆さんに劣らないよう,日々全力で精進していきたいと考えてました.今後も,読んでいて大変さや羨ましさが感じられ,研究に対する意欲が沸き立たつような報告を期待しています.

公立はこだて未来大学 大学院 博士(前期課程)1年 福島健太

更新: 2009/12/27 日曜日 6:36:08