平成２３年度 山口正栄記念奨学生財団 交流会開催
８月２４日水曜日札幌パークホテルにて、財団全体の交流会が開かれました。
今回は北海道大学・小樽商科大学・北見工業大学・はこだて未来大学・北海学園大学・北海道工業大学・千歳科学技術大学・北海道情報大学・情報未来専門学校からの奨学生が集まり、ゲストに北海道工業大学大学院教授 川上敬先生、防衛医科大学循環器科講師 中家和宏先生、そして奨学財団OBの北海道大学大学院博士課程１年 辻順平さんにお越しいただきました。
理事長のあいさつに始まり、
まずはゲストの辻順平さんが「奨学金と私」というテーマのもと、ご自身の経験を話してくださいました。
そしていよいよ皆さんの発表です。今年は「今、最も力を注いでいること、興味を持っていること」をテーマにスピーチ形式で行われました。自分の研究の事やプライベートに取り組んでいること、学校の後輩のことや、医療に対しての視方等、実に様々な分野に及びました。それぞれの発表に対して皆さんから３項目５段階評価で採点していただきます。
みんな真剣に採点中
楽しい発表に思わず笑いも
前半の発表も終えてしばし、会食、歓談後本日２人目のゲスト 防衛医科大学循環器科講師中家和宏先生から「最新の動脈硬化治療について」のご講話がありました。Aテーブルにお座りの先生方は大変興味深く？聞き入っていましたが、現役サッカー選手が心筋梗塞で亡くなられた例などが挙げられ、奨学生たちも日ごろの食習慣等見直すように考えさせられたのでは・・・。
そして後半の発表の後、北海道工業大学大学院教授 川上敬先生のご講話。映画Pay Forward (善意を他の人に渡していく)を題材に「もし自分の手で世界を変えたいと思ったら、何をするか？」と問いかけられました。まさに奨学生として、どんなアクションを起こせるか？先生の熱心なお話に奨学生も考えさせられた。という感想を多くいただきました。
そして奨学生発表に対して、３つの賞が贈られました。
まずは、山口正栄記念奨学財団選考委員でいらっしゃいます北海道大学名誉教授、関口恭毅先生より優秀賞が３名に贈られました。
優秀賞 北海道工業大学大学院２年生 後閑俊昭君
優秀賞 北海道大学大学院１年生 梅村裕太君
優秀賞 北海道工業大学大学院１年生 野村陽輔君
そして山口正栄記念奨学財団 選考委員長 室蘭工業大学名誉教授 菊地千之先生より選考委員長賞が贈られました。
選考委員長賞 はこだて未来大学大学院２年生 鈴木祥太君
鈴木君は前回に続いての受賞です。
最後に山口正雄理事長より、最優秀理事長賞が贈られました。
理事長賞 はこだて未来大学大学院１年生 大島孝子さん
以上を持って交流会は無事にお開きとなりました。
皆さんお疲れ様でした。
（クリックすると拡大します）
前例１段目左から 川上 敬先生・大友 愛・山崎彩音・大島孝子・田口望美・中家和宏先生
２段目左から OB辻 順平・竹口康志・後閑俊昭・野村陽輔・佐藤佑生・丹羽孔明・畑中祥平
３段目左から 吉田洸希・鈴木暢瑛・山内 翔・木谷健人・野田航生・菊池久里馬
４段目左から 桑野孝光・阿部裕介・金沢恭祐・佐藤隆太
５段目左から 植松卓威・鈴木祥太・梅村裕太・江戸太樹・福原隆宏・原 和樹
編集後記
今年は去年に比べて２度目ということもありリラックスしている奨学生が多かったように思います。だんだん顔と名前がわかってきた人も多いようで、会食中もとても楽しい雰囲気でした。前半の集計に追われていた事務局とアシスタントスタッフ（北大の梅村君、北見の福原君ありがとうございました。）会食時の写真を撮り忘れてしまいました。（泣）
前回の交流会の際に取ったアンケートで御昼の時間をもう少し取ってほしいという要望にお応えすべく会食時間を多めにしていたのに、皆さんの笑顔を取り忘れてしまうとは・・・残念です。出席された奨学生のうち８名が、今年度修了されますが、こうして得られた仲間と是非長いお付き合いをしていただきたいと切に願っております。
余談ですが・・・帰りに函館の学生さんと北大・道工大の学生さんたちがみんなでくり出したようですが、賞金を手にした鈴木君がスポンサーになるようでした。楽しい時間が過ごせましたでしょうか？ちょっと大人数だったので手持ちが間に合ったのか？ちょっと心配です。（笑）
