事務局からのお知らせ

事務局からのお知らせ

2021年度 山口正栄記念奨学財団 交流会

2021年11月23日、2年ぶりに対面での交流会が執り行われました。


雪がうっすらと舞うお天気の中24名の奨学生と各地から駆けつけてくれたOB達、役員と企業さま達にお越しいただき、ズーム会議システムも用いたハイブリッド交流会でした。
コロナ禍にあって初めて対面でお会いできる奨学生たちに感動さえ覚えました!



札幌パークホテルでの開催でしたので、ホテルスタッフも十分な換気と万全な感染対策のもと楽しみにしていた交流会は北海道情報大学副学長、川上敬先生のご挨拶で始まりました。


最初のプログラムはスピーチコンテストです。今年のお題は「あなたが考えるSDGs」を90秒でスピーチしていただきます。興味深いお話がたくさんなされましたが今年最優秀賞に輝いたのは室蘭工業大学大学院1年生高田光太さんです。


優秀賞は北海道大学大学院2年太田玲花さんと、同じく北海道大学大学院1年三宅冬馬さんです。


皆さまおめでとうございます。

その後はビブリオバトルです。ビブリオバトルはまず代表者と紹介本を決めるためにグループ内でバトルを行っていただき、グループの一押しが選ばれます。
本を以下に魅力的に紹介していただくかが大事なところですが、今回も各グループから質問が寄せられ、それにも答えなければなりません。出席者の中には6グループの紹介が終わるまでに思わず紹介された本を買ってしまったという方もいらっしゃいました!

そしてビブリオバトルを制したのはグループEです。岡田翔太朗さんがご紹介してくださった「学習する組織」が最優秀賞に選ばれました。

・組織としての振る舞いというテーマが共感を得やすい!
・システム思考等いう長期的な視点がSDGsとも関連しているため

Eグループの皆様、おめでとうございます。岡田さんが紹介した本でしたが、質疑応答では別のメンバーが答えていたりとみんなで盛り上げてくれた点も良かったと思います!

昼食は久しぶりのお弁当をいただきながら、







OBからのご挨拶もいただきました。

そして今回はOBが選ぶ頑張った学生二人にも賞が送られました。
最優秀賞に三輪拓実さん、優秀賞に大藪隼平さん早坂英海さん
今回のOB達の選考基準はどうやら動画コンペの捨て身の演技が評価されたのではという感じです(笑)おめでとうございます。



受賞者の写真



東京からも駆けつけ、参加してくださり感謝です!ありがとうございます。

午後のプログラムは恒例の動画コンペです。
今年のお題は「∴∵」です。
ある奨学生のセリフに「なんでこんなお題思いつくんだろう?」とありましたが、毎回、難解なお題に立ち向かってきた奨学生達。今年はとってもユニークな捉え方をしたグループが企業賞を受賞していたようです!

ビーユージーDMG森精機賞を受賞したのはグループEです。

テクノフェイス賞はグループDです。

そしてクリプトン賞はグループCです。


グループA

グループB

グループF

基調講演は、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 伊藤博之社長よりいただきました。
「ツクルを創る」ツクルはヒトの本能。ヒト一人一人が、ツクルの本能を発揮する世の中はきっと、ヒトがヒトらしく生きられるはず。そんな想いを持ったクリプトン・フューチャー・メディアの話をしてくださいました。



みんな熱心に聞き入りました!

最後に役員の皆様からも短評をいただき、選考委員会賞も発表されました。
今年は今回の交流会の総合的な評価の結果、最優秀賞に高田光太さん、優秀賞に岡田祥太朗さん、川上寛弥さんが受賞されました。
皆様おめでとうございます。

そして嘉数理事長の総評を持ってお開きとなりました。

皆様お疲れ様でした!その後はOB達とともに懇親会です。交流会よりどうやら盛り上がったようです。


次回、皆様にお目にかかれますのは来年2月の修了式です。
感染症が収まっていてくれればまたお会いできることと思います。
グループではギネスにチャレンジがどのようなものになっているのか、発表も楽しみにいたしております。

●ギネスにチャレンジ進捗状況はこちら↓皆様頑張ってください!

●Aグループ 1分間で最も多くドーナツを重ねた数
動画
PDF

●Bグループ 紙飛行機どこまで飛ばせるか?
動画

●Cグループ コップリレー
パワポ資料

●Dグループ オンライン聖徳太子・紙飛行機的入れ
中間報告スライド

●Eグループ しりとりチェーン
報告書類フォルダ共有

●Fグループ 1分間でお箸でコーヒー豆をいくつ移動できるか?
PDF

●スピーチコンテストの要約
テーマ SDGs あなたが考えるSDGsとは

1 川上 寛弥 北海道情報大学大学院2年
SDGsについて
・(多くの人が肯定的にみると思うので)否定的に考えてみる
・目標の中には共存させるのが難しいものもあるのでは?
・「言うだけタダ」なら,やらないほうがいいのでは?

2 髙田 光太 室蘭工業大学大学院1年 最優秀賞 タイム90秒ジャスト
身近に実践Lets!SDGs
・お茶でSDGs
・牛乳でSDGs
・帽子でSDGs

3 大藪 隼平 北海道大学大学院1年
1.SDGsの17のゴール
2.恐竜は滅んでいない?
3.変化は持続をもたらす
の3つのトピックを軸に話したいと思います。

4 西島明日香 北海道大学大学院2年
・「つくる責任つかう責任」について
・みえるところに付いていない認証ラベル
・身近なものからSDGsをじぶんごととして考える

5 伊藤 彰彦 小樽商科大学3年
「身近な人を「誰一人取り残さない」ことから始めよう」
・人を思いやる気持ち、温かい気持ちは連鎖する
・私が落ち込んでいた時に、友人に優しい言葉をかけてもらい救われた

6 辻岡 一眞 千歳科学技術大学大学院2年
SDGs
・持続可能な社会は生態系と同じ
・生態系の持続可能性は多様性が根幹にある
・なので、人間社会にも多様性(ジェンダー・フリー、エネルギー、
材料の選択、不平等や格差の減少)が必要
・これは必要最低限なので、未来は文化の持続可能性(アイヌなど)が注目される

7 腰越 雅月 北海道大学3年
私の考えるSDGsは
1,前身となったMDGsとの違い
2,なぜ企業がSDGsに対し積極的なのか
3,SDGsの課題、問題点
についてお話ししたいと思います。

8 橋本 祥奈 室蘭工業大学大学院2年
私が考えるSDGsは
1. カンボジアでの光景
2. 新型コロナウイルスにより、学べる事の大切さを実感
3. ボランティア活動を通してSDGsへの第一歩
について話したいと思います。

9 渡邊 純平 千歳科学技術大学大学院1年
SDGsについて考えた時、
1、SDGsの誓い『誰一人として取り残さない』について
2、山口先生が達成したこととの共通点
3、このことから個人がすべきことは
というような形でスピーチしたいと考えております。

10 佐々木 彩乃 北海学園大学3年
わたしが考えるSDGsは17の目標の中の、
10:人や国の不平等をなくそう
17:パートナーシップで目標に達成しように関係する私が実際にアルバイトを
している中で出会った様々なお客さんとの出来事から
お話ししたいと考えています。

11 平田 大賀 北海学園大学4年
< <アップサイクル>>
廃棄物や不良品に新しい価値を与える
リサイクル→いったん不用品を粉々にして製品が作られる前の資源にかえる
アップサイクル→不用品の素材や特徴を生かす、エネルギーの消費を抑える
(例)履かなくなったジーンズでバック
紙パックからポーチ
車のシートを名刺入れに→耐久性が良くて壊れづらい
< <フードペーパー>>
野菜や果物から作る
(例)にんじんの皮やりんごの皮をこして→食糧の利用

12 山田 楓也 公立はこだて未来大学3年
私が考えるSDGsについて、SDGsの意識を高めるアイディアを話します。
- SDGsに対する認知や意識が低いことから、実行に移す人が少ない点
- 意識を高めるステッカーを至る所に貼るというアプローチ
- SDGsを意識した意思決定ができる世の中に

13 三宅 冬馬 北海道大学大学院1年 優秀賞 タイム124秒
私の考えるSDGs
1.輸送コストの半減
2.エネルギーと流体
3.身近な例とともに考える

14 内垣 雄介 北海道大学4年
私の考えるSDGsは未来への投資だと考えます。
そのことを軸に9番の産業と技術革新の基盤を作ろうについてお話ししたいと思います。

15 大島 菜瑚 小樽商科大学4年
わたしが考えるSDGsに関しましては、
・就職活動の始まり
・時事を勉強することによる意識の変化
・社会人として
という内容で、就職活動をする中で変わったSDGsへの意識についてお話ししたいと思います。

16 高橋 奈緒 北海学園大学4年
私がお話しするSDGsは、17の目標のうち12番「つくる責任 つかう責任」に関連した物です。
大学生活の4年間、建築学生の目線で学会や様々な建築家の講演会に参加し、
自身も課題やコンペを通して設計を行いました。
建築学生として私から見える「作る側の行為の疑問点と責任」についてお話しします。

17 岡田将太朗 公立はこだて未来大学大学院2年
「3. 全ての人に健康と福祉を」について
・精神的な健康とは
・Smart Phone Stupid Human
・ドーパミンの操り人形

18 藤田 宗真 小樽商科大学3年
私が考えるSDGsは、小さな事の積み重ねによって大きな目標が達成できる事です。
1.メルカリエコバッグについて
2.時代に合わせ、本質的なアプローチを
3.出来ることから始め、継続することの大切さ
についてお話ししたいと思います。

19 友広 純々野 公立はこだて未来大学3年
「SDGsウォッシュ」
1、見掛け倒しの産物
2、SDGsウォッシュとは
3、ホワイトウォッシュ
についてお話ししたいと思います.

20 早坂 英海 北海道大学大学院2年
わたしが考える「SDGs」は「ネットリテラシーをみんなに」です.以下要約
・SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」に付随
・コロナ禍に伴うオンライン化も相まって情報社会が加速的に敷衍している一方で,
ネットワークに疎い人々が未だ多いことも事実(特に農村部)
・実家が農村部・寺→現代版寺子屋を立ち上げてネットについて学ぶ機会を設ける

21 太田 玲花 北海道大学大学院2年 優秀賞 タイム100秒
1.項目「ジェンダー平等を実現しよう」について
2.「ジェンダー平等」には同性愛者を含む性的マイノリティの平等も含まれるが、
同性愛者は生産的ではない=持続可能ではないという意見もある
3.同性愛者は本当に「生産的でなく」「持続を妨げる」存在なのか?

22 江部  陽 北海道大学大学院2年
つくる責任 つかう責任
SDGsは採択後の5年間でその言葉自体を聞いたことがある人が増えたが、
いまだに中身が意識でいていない人が多いと思う。
特に先進国の日本人は興味関心が薄い。私は今回のスピーチでは自分の専攻が高分子化学
(中でも合成屋と呼ばれる高分子合成)であることを踏まえて
テーマが自分に関係していると思ったエピソードや、理系学生の奨学生の皆さんにも共有して
もらえるような内容にしたいと思います。

23 益村 樹 北海道情報大学4年
私の考えるSDGsは
1.SDGsの17の目標から見える世界の課題
2.日本だけの視点ではピンとこない世界的な問題
3.私(一個人)の出来るSDGsへの取り組み(考え方)
についてお話したいと思います。

24 半揚 駿太 公立はこだて未来大学4年
私が考える「SDGs」
・アクセス
・達成までの速度と力強さ
・個人の意識

25 岡田 絢音 小樽商科大学3年
私が考えるSDGsは、世界が平等になる事
1.クラウドクレジットというサービスについて
2.環境だけでなく、「平等」という事もSDGsにおいて大事な側面である
3.自分に出来る事から始める事が1番大切だ

26 三輪 拓実 北海道大学大学院2年
私が考えるSDGsは
・私が注目するのは「4. 質の高い教育をみんなに」
・教育はその国の未来を根本から変える
・ただ寄付するだけでなく、どこに寄付するかを意識することが大切。

27 宇野 秀哉 北海道大学大学院1年
わたしが考えるSDGsは
1、コロナ禍の克服と本質的に同じ
2、個々人の粛々たる協力で達成されるもの
3、正しい情報選択、論理的に物事を考えることが大事

28 北川 直樹 北海道情報大学3年
私が考えるSDGsは「15.陸の豊かさも守ろう」
・森林等を守るために私たちができること
・環境にやさしい製品
・塵も積もれば山となる

29 長谷部 匡敏 北海道大学大学院1年
目標12:つくる責任、つかう責任
・高校で行ったボランティア活動:イベントでのリユース食器貸し出し業務
・洗って再利用できるプラ容器・カップ活用によるゴミ削減
・コロナ渦でのリユース食器利用の例

30 小亀 翔揮 北海道大学大学院1年
わたしが考えるSDGsは
1. 世界の医療について
2. 世界の医療から見たSDGs
についてお話したいと思います。

更新: 2021/12/16 木曜日 7:22:51