奨学生の声

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4月度近況報告

 

北海道大学 工学部環境社会工学科 中村 勇作
北海道大学 工学部4年 中村勇作です。

先日、関東で季節はずれの雪が観測されて話題になりましたが、私の地元の長野でも、今週の頭に雪が積もったという話を家族から聞きました。
桜はもう見頃を終えて散り始めているような時期なのに、とても不思議な感じがします。
このあたりの四季の変化や自然に対する感覚というのは、やはり日本人ならではなのだろうか、などと思ったりしています。

4月というのは、季節の移ろいと共に、自分の置かれる環境が変わっていく時でもあります。

私もこの度、無事に希望していた研究室への配属が決まりました。
交通インテリジェンス研究室というところで、都市計画や交通計画に関連した研究を行います。
また、タイやカンボジアなどの留学生も多く在籍しているため、ゼミの資料は英語で作ると聞いて戦々恐々していますが、これを良い機会として捉えてしっかり取り組めればと思います。

まずは研究室に慣れて、まだこれから徐々にテーマを絞っていく段階ですが、与えられた環境を存分に生かして頑張っていきたいです。

中村 勇作 さんへのコメント

中村さん、こんにちは。
公立はこだて未来大学4年の五十嵐です。

函館では桜が開花したと言われていますが、私の大学の桜はまだ咲いていません。
咲いたらお花見しながら校舎に入っていきたいです。

これから研究で英語の資料を作る機会が増えますね。
私の研究室では科学技術に関する英語の記事を読んでさらに調査して発表するということを行っています。

継続して行ったら英語に慣れていくと思います。留学生との交流も楽しんでほしいです。

交通インテリジェンス研究室は私の研究分野の知能システムと似ているのかなと思って調べてみたところ、「データから分析手法を用いて戦略や解決策を求める」とあり、その点では共通しているように思えました。

研究する対象は異なりますがお互い研究を頑張っていきましょう!

公立はこだて未来大学 システム情報学部複雑系知能学科 五十嵐 彩乃

公立はこだて未来大学 システム情報科学部 情報アーキテクチャ学科 情報デザインコース 成澤 美耶
公立はこだて未来大学 システム情報科学部 情報アーキテクチャ学科 学部4年の成澤美耶です。

最高学年となり、小学校以来の4の数字を背負っております。笑
改めて振り返ると、長いようであっという間の大学生活であり、
貴重な最後の一年を充実させようとやりたいことがいっぱいであります。

さて、前置きが長くなりましたが私の近況を報告したいと思います。

まず、私は2月から4月頭まで東京で友人とルームシェアをしながら就職活動をしておりました。
最初は東京での生活も含め不慣れではありましたが、なんとか案内を見なくても電車には乗れくらいにはなりました。
始めの頃は選考の序盤で、企業とのミスマッチングが起こっていましたが
なんとか内々定をいただくことができ、ホッとしております。
まだゴールデンウィーク明けから始まる選考がひとつ残っているので、頑張りたいと思います。
しかし、就職活動の傍らもっと勉強したいという気持ちもあり、院進学も検討しながらの活動であります。
時間が許す限り、じっくりと自分の方向性を考えていきたいと思います。

もう一つ、研究テーマが決まりました。
12月に報告しました通り、晴れて第一希望の研究室に配属となりました。
担当の先生のお話や自分のやりたいことを照らしあわせた結果、国際ワークショップにおけるデザイン手法について研究することにしました。
研究の一環として国際ワークショップの運営を行うことや研究の完成度によっては、海外の学会で発表もできるということなので
英語の勉強も含め、頑張りたいと思います。

長くなりましたが、以上で私の近況報告とさせていただきます。

まだまだ寒い日もありますので、お身体にはお気をつけください。
お会いできる日を楽しみにしております。

成澤 美耶 さんへのコメント

こんにちは.北大田村です.

まずはじめに,内々定おめでとうございます.
また,私の長々とした近況報告に丁寧なコメントをつけてくださって,ありがとうございます.笑

さて,研究テーマが決まったということでしたが,自身の研究分野について勉強をはじめたところでしょうか.
それとも,もう既に勉強とはちょっと違う研究作業に慣れてきた頃でしょうか.
私自身,学生として研究を始めて2年経ちますが,最初のうちはどのように進めていいかがわからず,先生や先輩方に質問攻めをしたり,お酒を飲みながら議論したりといった思い出があります.(今でもしますが…)

やりたいことがたくさんあるとのことですが,大学4年生の1年間は長いようで短いです.終わってみれば,あっという間です.
ぜひ,いまだからできること,楽しいと思えること,夢中になれること,をしてください.
もし,そう思えることの一つに研究があるならば,その研究はきっと成功します.

成澤さんの健康と,大学生としての最後の1年が素敵な1年になりますよう,お祈りしております.

北海道大学大学院情報科学研究科 情報理工学専攻 田村 康将

釧路公立大学 経営学科プログラミング論 大石 祐希
釧路公立大学 学部4年の大石です。

就職活動に専念するため、拠点を札幌に移して活動中です。
就職活動は先が見えないものではありますが、これまでの自分を一気に振り返れる貴重な時間でもあるため、不安と新鮮な気持ちが入り混じる複雑な心境です。

善し悪しに関わらず全てを受け入れて、この就職活動を楽しめればと思います。

皆様に再びお会いできる日を楽しみにしております。
季節の変わり目ですので、体調にはお気を付け下さい。


小樽商科大学 商学部社会情報学科 山城 章平
 小樽商科大学の山城です。

 季節はすっかり春になりましたが、まだまだ寒い日もあり、体調管理が難しい時期です。この時期はいつも風邪をひいているので気をつけたい所です。


 近況報告ですが、就職活動に専念しており、またこの後も就職活動が続きそうです。なかなか内定が決まらず四苦八苦している身ではありますが、卒論に関する研究も進めながら、頑張っていきたいと思います。


 短い報告になりますが、皆様お体を壊さないようお気を付けください。

山城 章平 さんへのコメント

山城さん、こんにちは。
釧路公立大学の大石です。

気温は上がってきましたが、日が暮れるとまだ肌寒さを感じます。
体調の方はいかがでしょうか。

就職活動をする者同士、最後は自分が納得のいく結果でお互い終えたいですね。

2月に行われた修了式と同様に、再会できることを楽しみにしています。

釧路公立大学 経営学科プログラミング論 大石 祐希

北海学園大学大学院 電子情報工学専攻 田中 良典
北海学園大学大学院工学研究科電子情報工学専攻
修士課程2年 田中良典です.

4月の後半になったにも関わらず,いまだに寒さが残るという何とも微妙な
GWになりそうですが,皆様はいかがお過ごしでしょうか.

新年度も無事スタートし,研究室も新たな顔ぶれに代わり,また今年も忙しい
日々が始まろうとしています.

今年は,自身の修士論文の作成や就職活動,TAの作業,そして昨年と同様に
学会での発表,後輩への指導となかなかに多忙な日程となりそうです.
昨年経験したことを活かして,しっかりとしたスケジュール管理などを行い
今年も一年,精一杯自らの成長のために,そして学生生活の集大成として
恥じることのないように日々,健康に気を付けて邁進していきたいと思います.


まだまだ,風も冷たく油断ならないようですので,皆様も体調には十分お気を付けください.
今年も一年,頑張っていきましょう.

田中 良典 さんへのコメント

 田中さん、こんにちは。室蘭工業大学の藤原です。

 本当にやっと風が暖くなったと思えば、冷たい風がとおりぬけたりと気まぐれなGWでした。お体大丈夫でしたか?

 現在研究と就職活動の両立と多忙な日々を過ごされているのですね。スケジュール管理されているので万全だとは思いますが、体を大事に無理せず頑張ってください。応援しています。


 

室蘭工業大学大学院 応用理化学系 舛澤 千尋

北海道大学 総合化学院 総合化学専攻 佐藤 加奈
北海道大学総合化学院 修士2年 澤口加奈です。

4月になり春の訪れを感じつつありますが、まだまだ寒い日が多いです。

新年度になり、私にも直属の後輩ができました。
まだまだ自分の実力不足を感じている状態で、後輩の指導が出来るのかとても不安ですが、指導から学ぶことも多いと思うので、出来ることからやっていこうと思っています。

新年度になり、様々な要因で昨年度と変わることが多く、現在研究室の環境整備に追われています。
この時期は、研究をしたいのに研究以外の雑務に追われることが多く、4月は何もしないままあっという間に過ぎてしまった気がします。
また、そろそろ学会の発表申し込みが始まる時期となります。
しっかりと結果を出して、自信を持って臨めるように頑張って行きたいと思います。

気温変動が大きく、まだまだ油断なりません。
皆様も体調にはお気をつけください。

佐藤 加奈 さんへのコメント

わたしは去年の前学期に学部生の問題演習の授業をもっていました。もちろんやる前は自分の能力に不足を感じていました。そして、不安は現実の物に……(笑) 私がこの期間、人に教えることによって得たものは、自分の実態、といったものでした。自分がある事柄は如何に分かっていて、とある事柄は如何に分かっていないか……準備段階でも分かりますが、実際に学生を前にすると尚更です。
たとえば、自分が学んだ時は当たり前だと思ったことが、教えるという目、自分の頭の動き方から離れて、純粋に論理的な話に落とし込もうとする視点からすると、何ら当たり前でなく単に考えが足りないから単純に見えていただけだった……ということもありましたし、今まで何となく「妙だな……」とすっきりしなかった論理を、じっくり考える機会にもなりました。

雑務の処理と研究の際の頭の使い方が全く違うように感じます。切り替えに私も苦労しています……

学会発表、頑張ってください! 私もそろそろ結果らしい結果を出して、学会に出ますと言ってみたいところです……

北海道大学理学院 宇宙理学専攻 下出 直樹

北海道大学大学院情報科学研究科 情報理工学専攻 田村 康将
北海道大学 自律系工学研究室 修士2年 田村康将です.
まず,企業から内定(内々定?)をいただいた就活生の皆様,おめでとうございます.
それでは,あっという間に過ぎてしまった1〜3月について,近況報告をさせていただきます.

まず1月について,世間一般ではこの頃から就職活動なるものが本格的にスタートし,修士1年生は忙しくなるらしいです.
では私はというと,学会参加の準備をしてました.
もちろん,研究室の同期達も同様です.それが自律系工学研究室では普通なのです.
というわけで,就職活動はスタートから大幅に遅れをとります.

また,1月後半〜2月にかけては,先輩の修論発表,後輩の卒論発表があります.
したがって,私たち修士1年生は先輩達の修論を印刷したり,後輩達の研究に文句…アドバイスを与えたりします.
さて,私たちの就職活動はいつ始まるのでしょうか,などと考えながらも,こういった伝統が今の自律系を作っているのだということを考えると,手を抜くわけにはいきません.

修論発表,卒論発表も終わり,毎年恒例の研究室旅行に行き,研究室の事務作業も新しい修士1年生に引き継いだところで,やっと就職活動開始!といきたいのですが,ほとんど忘れていた3月の学会が迫ってきます.
場所は東京.多くの人は就職活動で何度も訪れるという東京に,学会参加のために行きます.
もうここまで来ると笑えてきます.笑いついでに思いきり浅草やスカイツリーなどを観光してきてやりました.

ちなみに,この学会直後に投稿論文の締切があり,出します!と宣言していた私は帰札してから泣きながら論文を書きました.
指導教員の先生が夜中まで面倒を見てくれてたことには,心から感謝しています.

3月後半から4月にかけては,さすがに就職活動が本格化し,研究室の同期達も恐らく頑張っていることでしょう.
当の本人はというと,博士課程へ進学することにしました.つまり,就職活動はまだ始まっていません.
(余談ですが,世間一般から見てすごくのんびり就職活動をしている自律系工学研究室ですが,不思議と?幸運にも?過去に就活に失敗した人がいるという話は聞きません.
なんと去年は5人中5人が4月初めに内々定をもらったそうです.)

ここ数日は,学振の申請書提出など忙しい日々を過ごしております.根詰め過ぎて知恵熱も出ました.
まさに充実の日々です.

それから研究室の後輩がこちらの奨学生に応募したそうです.
成績が不安とのことでしたが,私のアドバイスが不要なくらい優秀な学生ですので,ぜひ受かってもらいたいと思います.

私自身,奨学生として最後の1年になりますが,みなさま同様,実り多き1年にしたいと思っております.

田村 康将 さんへのコメント

田村さん、こんにちは。
公立はこだて未来大学 システム情報科学部4年の成澤です。

まずは数々の学会お疲れ様です。
田村さんの近況報告を読んで、北大自律系工学研究室の伝統が脈々と受け継がれているように感じました。笑
伝統を重んじることは、とても素敵なことだと思います。
また勉学の方面でも頑張っているからこそ、研究室内で就職活動に失敗した人がいないのではと思いました。(主観ですが)

私も大学の授業の関係で就職活動が遅れ、2月後半からのスタートでした。
スタートが遅れた分、色々と大変でしたがなんとか私自身も内定をいただくことができました。
田村さんは博士過程に進まれるということで、より一層研究に力が入るのではないかと思います。
充実しているようで何よりですが、お身体にはお気をつけてください。

後輩の方も同じ奨学生になれるといいですね!
残り1年を切りましたが、同じ奨学生としてよろしくお願いいたします。

公立はこだて未来大学 システム情報科学部 情報アーキテクチャ学科 情報デザインコース 成澤 美耶

北海道大学 工学部機械知能工学科 齋藤 勇士
北海道大学工学部4年の齋藤勇士です.
近況報告ということで,2点報告したいと思います.

 まず,2月に私は韓国へ短期留学しました.全北大学というところで,主に韓国語と韓国文化交流体験をしました.第二外国語選択はドイツ語で,とりわけ韓国に行きたかったわけではありませんでしたが,学校からの金銭的な支援や日程を考慮して決定しました.
 韓国というと,反日という考えを持っている人は多いと思います.私も行く前までは,島根県の竹島の日だったり,朴大統領の就任記念だったり,ナショナリズムをあおるような日とかぶる日程だったので,非常に怖かったです.しかし,韓国の方々は私たち日本人を歓迎してくれて,とても親日的で楽しい日々を過ごせました.
 ここで感じたのは,メディアを通す不確かさ です.私たちが海外の情報を知るのは,テレビや新聞などメディアがほとんどです.そして,今回メディアというのは,客観性には乏しく,偏った情報ばかりなのではないかと感じました.真の情報を得るには,実際自分で確認する必要があるのではないかと深く感じました.これは,国際交流だけでなく,研究にも言えることだと思います.他の大学が書いた論文が本当に正しいのか,そういった疑いの目というものは常に持つべきだと思いました.

 次に,3月には研究室配属があり,晴れてかねてから希望していた
宇宙環境システム工学研究室 に配属されました.院試が終わるまで,本格的な研究活動は始りませんが,院試勉強を通して工学について復習し,しっかりと研究活動に打ち込んでいきたいと思います.
また,英語を流暢に話せるように英語の勉強も頑張りたいと思います.修士になったときには,外国人と会話ができるまで成長し,海外で研究活動ができるように頑張っていきたいです.

齋藤 勇士 さんへのコメント

齋藤さんこんにちは。
札幌市立大学4年の野月です。

短期留学お疲れ様でした。
私も、メディアの情報を信じていた部分はありました。
友人が春休みを利用して韓国へ行った時も心配で声を掛けました。
しかし今、短期留学の編入生として韓国の子が同じ大学で勉強していますが
テレビで放送されているような韓国の方々とは違い、日本が好きで、たくさん学びたいと言ってくれています。
齋藤さんの体験してきたことを聞けて、一つの問題に対する様々な視点に気付かされました。

院試があるんですね。夏頃でしょうか?
研究活動との両立は大変かと思いますが、頑張ってください。

札幌市立大学 デザイン学部デザイン学科製品コース 野月 夏雅

札幌市立大学 デザイン学部デザイン学科製品コース 野月 夏雅
札幌市立大学デザイン学部デザイン学科4年の野月夏雅です。

4月も末となりましたが寒い日が続いていますね。
まだまだ冬用のコートを手放せないでいます。

大学生活もあと一年となり、就職活動と勉学を並行して行なっている毎日です。

私の学校では、卒業研究の成果は論文だけでなく、制作も行うことが原則となっています。
空間デザインコースでは、実際にミニチュアで家屋や街を再現したり、コンテンツデザインコースではアニメーションや、物語等を制作したりしています。
私はプロダクトデザインコースを専攻しているので、研究の成果であり、大学生活で学んだデザイン物の集大成となるような製品を作れたらいいなと思っています。

研究のテーマですが、私のコースでは、担当の先生の方向性に関係なく、好きなことをテーマにできます。
5月10日までに研究計画書を提出しなければならないので、まだ製品のカタチは見えてきていませんが、話し合いを進めています。


最近は就職活動で、東京と札幌を行ったり来たりしています。
私なんかが本当に就職できるのかな、と不安でいっぱいですが、自分の能力が生かせるところに就職できたらいいなと思っています。


雨が降ったり止んだりしている毎日ですが、体調には気を付けてお過ごしください。
私は雨女なので、私が外に出て雨が降るたび、札幌市民に申し訳ない気持ちでいっぱいです。笑

野月 夏雅 さんへのコメント

北海道大学工学部機械知能工学科4年の齋藤勇士です.


研究と制作を同時に行うのは大変そうですが,今までの学んできたことの集大成となって,力が付きそうですね!研究計画書の提出は,間に合ったでしょうか??与えられるような受動的な研究ではなく,自分で考える能動的な研究で,またまた力が付きそうですね!頑張ってください.


就職活動で,身体的に精神的に疲れていると思います.休養をとって,ベストを尽くせるように頑張ってくだい.

北海道大学 工学部機械知能工学科 齋藤 勇士

公立はこだて未来大学大学院 システム情報科学研究科 坂井 麻里恵
公立はこだて未来大学大学院博士(前期)課程2年 坂井麻里恵です.

丸二ヶ月関東に滞在しての就職活動を終え,ちょうど函館に戻ってまいりました.北海道はまだまだ寒いですね.かなりの気温差があり,身体がついていっていません.久しぶりの学校の方も,先輩が卒業されて代わりに新しい研究室メンバーが入り,空気が一新されていました.

不安もあった就職活動ですが,無事第一志望の企業に内々定をいただいて終了することができました.昨年の春に自分の将来像をじっくり考える機会があったことも結果の一因と思います.
残りの1年,まずは修了に向けて研究に時間を使いたいです.ただ,しばらく本格的な研究活動から離れていたので,昨年度までのおさらいから始めなければいけません.リハビリしながら少しずつ大学生活に復帰していこうというところです.

また,必要な単位は既に取得済みなので,学業以外も今の内に満喫しておこうかなと思っています.函館にいるうちに美味しいお店を回ったり,ゆっくり料理をしたり,本を読んだりと,やりたいことが山積みです.
今年も1年間,意識的にアクティブに,そして楽しく頑張りたいと思います.

坂井 麻里恵 さんへのコメント

こんにちは,北海道大学の植松です.

まず,内々定おめでとうございます.
第一希望の内々定とは,さすが坂井さんです.
今回の結果は,企業研究や,ESおよび面接の対策など坂井さんの弛まぬ努力によるものだと思います.
特に,丸々2か月間関東に滞在しての就職活動は,大変かつ楽しそうですね.

研究については,確かにブランクがあるとそれを取り戻すのは骨が折れるかと思います.しかし,それは逆に新鮮な気持ちで研究に取り組めるチャンスだと私は思っています.無理せず少しずつ勘を取り戻していってください.

お互い学生生活もあと1年ですので悔いのないような最後の学生生活を満喫しましょう!
それではお体に気を付けて,またお会いできるのを楽しみにしております.

北海道大学大学院情報科学研究科 メディアネットワーク専攻 植松 卓威

北海道大学理学院 宇宙理学専攻 下出 直樹
北海道大学素粒子論研究室、修士二年になりました下出直樹です。

昨年の秋からスイスのETHに留学をはじめて、もはや思い出を振り返る時期、残り期間を数える方が少ない時期に入りました。早速報告をさせていただきたいと思います。

一月

スイスの学期は、秋学期9-12,春学期2-5という区分けになっている。各国で少しずつ学期の分かれ方、休みの長さが違うが、秋に「年度」が始まるのは他のEU圏の国と同じである。

留学する前に、丁度東京大学が秋学期始業の検討を開始したというニュースがあって、話題を呼んでいたことを思い出す。日本から留学するにあたっても、海外の学生が日本に留学するにあたっても、学期のずれは、あまりに単純でかつ歴とした障壁になる。簡単な問題ではないとは知りながら、従来の学期制に拘るのは、まるで学術論文を日本語でだすことに拘っているようなものではないか、などと思われて閉口する。

上の区分に従えば一月は休みだが、修士のコースでは試験が休み期間中のどこかに予定される。試験は、物理学のコースはすべて口頭試問である。きっちり20分間、教授+TA対自分、研究室の一室で議論する。英語という困難は想定していたが、予想以上に不出来で少し落ち込む。

二月

新学期が始まる前に、ドイツ、オランダを中心に旅行する。特にこの地域には伝説的な物理学者や数学者、音楽家の出身地および墓が集中している。思いつきで、「墓参りをしよう!」などと言ったら一人が本当に乗り気になって、「欧州墓参行」が始まることになった。結果として、通常の観光地にはない雰囲気をたたえた町、生活をみることができた。

三月

新学期が始まってからは、従来のように宿題におわれる毎日。先学期の反省を生かして…となるはずだったがどうしても宿題が簡単に終わらぬ。

偶々時間が空いた週末にバッハ祭に一人でいく。ドイツの中心部、Erfurt(18歳頃のバッハが教会でオルガンを演奏していた場所らしい)で、毎年3月、一週間ほどやっているそう。行ってみると、同年代の観客が居ない。日本で能を見に行ったときと同じ。こんな現象まで「グローバル化」しているというのか。

四月

イースターで学校が一週間ほど休みになる。寮の友達と連れ立って、イタリアに旅行する。シンガポール、パキスタン、プエルトリコ、日本の4人という、相当に異色な組み合わせの旅。前者二人の英語は母語の調子でそのまま英語が話されるので非常に聞きづらく、それが10日間続く。貴重で刺激的であった。

貧乏旅なので、あてがあるようでないような町の歩き回りかたをする。その間、会話するよりほか無い。話題は、晩飯の場所から福島、政治、宗教、教育、未来……特に政治宗教などは留学説明会で「タブー」とされていた。しかしもっぱら、どの国の人であれ大学生くらいの関心事はそこにあるのだった。

日本では友達とこういう話をしない。意見がぶつかるのが目に見えていることに関して、話そうとする人は貴重である。ましてや、同じ寮に住んでいて、飯時がかぶったときに話すくらいだった人との会話である。

半ばケンカ腰になるような議論もあった。(特にシンガポールとパキスタンの人は自分の意見を引っ込めない…)しかし別に、もう口はきかないとかそういうことも無い。いわば、「知的じゃれ合い」程度に捉えているのだろう。

日々体を鍛えている人と、そうでない人が殴り合いの喧嘩になったら、前者の「勝ち」となろう。同様に、日々知的な格闘訓練をしている人とそうでない人の議論では、前者の「勝ち」は固い。「勝つ」ことの善し悪しと無関係に、「勝負」はつく。望もうが望むまいが、勝負になってしまったときに「勝ち」たいならば、それなりの訓練をしなければならぬ。

今になって知れたことではないが、いわゆる日本人が置かれている状況は、その類いの勝負に関しては、決して有利なものではない。間違いない。ただしこれは飽くまで個人の問題、意思によって変えうるものだと信じる。

自分の感覚を言語化しているだろうか? そしてそれを表明している、する機会はあるだろうか? --言語化できないものはないも同じ、などという浅薄なことを言うつもりはない。しかし、議論はまさに言語を用いてなされる! そのことに今一度、注意しなければならない!

下出 直樹 さんへのコメント

下出さん、こんにちは。
北海道大学総合化学院 修士二年の澤口です。

ETHへの留学お疲れ様です。

やはり、留学することで日本にいるだけでは得られないものを得ているのですね。正直うらやましいです。

下出さんが目の当たりにされた「知的じゃれ合い」も日本では殆ど無いようなものですよね。日本人の気質のせいかもしれませんが。
意識してそういうことを行わないと、言語力が落ちてしまいます。特に、自分で論理を組み立てて、ディスカッションを主として行う私達には重大な問題だと思います。
私もそのようなところをもっと意識して行きたいです。

残り少ないETHでの生活を、有意義に過ごせるといいですね。
お体には気をつけて下さい。

北海道大学 総合化学院 総合化学専攻 佐藤 加奈

室蘭工業大学大学院 応用理化学系 舛澤 千尋
こんにちは、室蘭工業大学修士2年藤原です。

 春の日差しが暖かな季節となりました。皆様はいかがお過ごしでしょうか?私はすっかり春の訪れに心を高鳴らせています。

 さて近況報告は、進路と現状について報告いたします。

 進路は、博士号取得に留学することに致しました!留学先には環境にやさしい微生物研究が進んでいるドイツや北欧などを考えています。将来は国際的な研究者になりたいです。

 4月から修士2年となり、山口正栄財団奨学生としても折り返し地点を迎えました。現在は留学するために、奨学金の申請や、研究の成果、そして語学など猛勉強中です。10年後、今を振り返ったとき、"あの時頑張ったからこそ、今の自分がある"と実りある、悔いのない1年を過ごしていきたいです。

 季節の変わり目ですので、お体にはお気をつけください。

舛澤 千尋 さんへのコメント

こんにちは、北海学園大学大学院修士2年の田中です。

最近ようやく暖かくなってきて、徐々に桜も咲き始めましたね。

博士号取得のために研究の進んでいる海外へ、とても素晴らしい経験が
期待できますね。

そのために、現在は研究と語学勉強と大変多忙な日々を送っていると
思います。最近は天気が崩れやすかったり、気温も昼と夜でまだ差が大きい
地域があったりと北海道は落ち着かないようです。
とても難しい問題ではありますが、"今が頑張りどき"ですが頑張りすぎにも
注意が必要ですね。

私もそのあたりのメリハリを気を付けて、振り返った時に胸を張れるように
していきたいです。

お互いの目的に向かって忙しい日々ではありますが、体調には気を付けて
修士課程としては最後の一年を満喫しながらも頑張っていきましょう。

北海学園大学大学院 電子情報工学専攻 田中 良典

公立はこだて未来大学 システム情報学部複雑系知能学科 五十嵐 彩乃
こんにちは。

公立はこだて未来大学 複雑系知能学科 知能システムコース 4年の五十嵐彩乃です。

2月の東京懇親会では、米内山さん、福島さん、後閑さん、そして、神家満さんと交流し、楽しいひと時を過ごすことができました。近況や職場のお話などを聴くことができ、貴重な機会となりました。

3月は、大学のライブラリで借りた本を読んだり、研究室にある専門書を見たりして勉強していました。その中で「マンガでわかる量子力学」が面白かったです。量子力学は研究では扱わない分野になりますが、量子コンピュータなど情報系にとって重要な話題もあり、注目していきたいです。

4月からは進級し、卒業研究が本格的に始まりました。現在は先行研究の調査を行っているところです。研究テーマは、「ロボ・メカ・システムの環境適応力強化に関する研究」です。不整地でも最適な径路を選んで進む自律移動ロボットを開発します。
具体的には、カエルをモデルとした、ジャンプと4脚歩行ができる小型のロボットにしようと計画しています。

研究の他には、大学院の講義を履修できる制度を利用して、卒業研究に関連する科目や興味がある科目を受講することにしました。

今年度も、健康に気をつけて研究や講義に望んでいきたいと思います。

五十嵐 彩乃 さんへのコメント

五十嵐さん、こんにちは。
北海道大学4年の中村です。

東京での懇親会に行かれたんですね。
僕もまた、夏の交流会で皆さんとお会い出来るのが楽しみです。

この間、米軍が開発しているいくつかの小型ロボットの映像を見る機会があり、その歩行や探索の技術の高さに相当驚かされました。
特に震災の不安を抱える今の時代では、やりがいのある分野のように感じます。
個人的にも、カエルをモデルにしたジャンプがどのような物になるのか、とても興味を惹かれます。

今の内から大学院の講義を受けられるのは、刺激を得られそうで良いですね。
僕なんかは逆に、下の学年の教養科目だったり面白そうな先生の授業を探してもぐり込んだりしています。

お互いに、骨のある研究を目指して取り組んでいきましょう。

北海道大学 工学部環境社会工学科 中村 勇作

北海道大学大学院情報科学研究科 メディアネットワーク専攻 植松 卓威
こんにちは,北海道大学 修士2年 植松です.

 今年は雪が多かったですが,4月に入りやっと雪が解け,少しずつ暖かくなってまいりました.皆様はいかがお過ごしでしょうか?
私は早速風邪をひいてしまいました.

 さて,近況報告ですが,今回は就職活動と3月に発表した国際会議について報告いたします.

 まず,国際会議についてですが,アメリカのアナハイムというディズニーランドで有名な都市へ行って参りました.英語の口頭発表ということで,かなり練習を積んで臨みました.少々早めに終わってしまいましたが,発表自体は及第点だったと信じています.しかし,質疑応答では英語能力のなさを露呈してしまい,しっかり答えられなかったので,今後改善していきます.
 今回の国際会議では大変多くの貴重な経験を得ることができました.本当に参加できてよかったです.今回の学会参加で明らかになった反省点や経験を今後最大限活用できるよう尽力していきます.

 つぎに,就職活動についてですが,運よく4月早々に内々定をいただきました.3月下旬に国際会議に行っていたということもあり,あっという間に終わってしまったというのが本音です.
 就職活動を通じて様々な方々とお話しする機会があり,大変貴重な経験を積むことができました.これまでお世話になった方々ありがとうございました.就職後も現在と同じ光通信に関する研究開発を行っていくものと予想されるため,今はまず現在の研究に全力で取り組んでいく所存です.

 私は4月から修士2年となり,学生生活最後の1年となりました.
これまでの学生生活17年間の集大成となるような1年を過ごしていきたいです.

 少々長くなりましたが,今回のご報告は以上です.
皆様体調にはお気をつけてください.

植松 卓威 さんへのコメント

植松さん

公立はこだて未来大学坂井です.
長い準備期間をかけての国際会議,お疲れ様でした.私は海外発表は経験がないので,想像するだけでも緊張してしまいそうです.奨学生の皆さんの中には海外に飛び出していらっしゃる方も多く,ご報告を聞くたびにとても刺激になっています.

内々定も無事にいただいたとのこと,おめでとうございます.今の研究分野が社会に出てからの仕事に直結するというのはいいですね.大学にいる間に蓄えた知見を,ぜひ世の中の課題解決に役立てていって下さい.

私もちょうど今風邪をひいてしまいました.春が来るのが遅かったですが,これから段々と暖かくなっていきそうですね.
最後の1年,充実したものにできるようお互い頑張りましょう.

公立はこだて未来大学大学院 システム情報科学研究科 坂井 麻里恵